おおかみのこどもたち リューン〜風の魔法と滅びの剣〜

6/21(金) 梅田芸術劇場 シアタードラマシティ 19時開演
公式サイト:

https://lune2019.wixsite.com/official

「もしも俺が道を誤ったときは、お前が俺を救ってくれる。そうだろ?」
「うん、約束する。この身を呈しても」

 

ものすごくラッキーなことにチケットを譲っていただけたので、観てきましたリューン。
バーチャルジャニーズあすかな出のど新規でも知っている、彼らの歴史の転換点の再演に触れられたのがめちゃくちゃ嬉しいし、何より普通にミュージカルが大好きなので観られて良かった〜!!
かの有名な『三列目の逆襲』の出展が2018年初演だと知りますます今回見られてよかったなと思ったのでした。

主演二人によるあらすじ紹介はだいたいこんな感じ!

 

〜ざっくりあらすじ〜
リューン・フローとリューン・ダイは兄弟のように育った、同じ里出身の戦争孤児。フローは魔法で、ダイは剣術で平和を守ろうと夢見ている、15歳になる少年たち。
魔法使いのダイス、騎士団長のマーナムにそれぞれ教えを請いながら、里の芸人一座である一角狼座に混ざって『風の魔法使い』の劇を上演することになり、練習の真っ最中。
かつての王・ガンドラが、自分より民衆に支持されるようになった風の魔法使いを殺してしまい、敵も味方もなく殺し尽くしたあげく、魔法使いを殺した罰に永遠の命を与えられ彷徨い続ける。魔法使いを殺した剣は『滅びの剣』となるが、風の魔法使いが施した封印でその剣は花となって消える、という物語だ。
ダイスに弟子入りを志願する男・ファンルンは劇中に登場する滅びの剣の実在を信じ、話を聞かせてくれとねだるが里の住人は誰も聞き入れない。

リューンの二人とルトフの里長の娘・エルカは、二つの満月が現れる夜、15歳になる日に行うはずだった通過の儀の場・ファランディーアの泉で、開けてはいけないと言われていた箱を開け、里に眠る伝説の『滅びの剣』の封印を解いてしまう。魔剣に支配されたエルカを止めたのは、フローの歌だった。
二人の里を滅ぼしたカダ王国の軍隊が魔剣の封印が解かれたことを嗅ぎつけ攻め込んできた夜、ダイは復讐に駆られその魔剣を手にし、魔剣に憑りつく"黒い獣"に操られるままに敵も味方もなく皆殺しにしてしまう。魔剣を手にしたまま里を去ったダイを、フローは殺すために追うことを決める。「ダイが道を誤ったら、自分の身を呈してでも止める」という約束を守るため。

エルカとファンルンが旅に同行し、フローはまず『滅びの剣』に対抗するための剣・ドルデンの魔剣を手にするためにたたら島を目指す。ここは雨の降り続く奴隷の島。奴隷たちは自分たちの作った剣の切れ味を試すため、島の主人であるカーロンに手足を切り落とされていた。フローは剣を譲ってもらおうとカーロン邸を目指すが、カダ王国の軍人・ダナトリアもまた同じ目的でたたら島に来ていた。
リューン・ダイを殺すのは自分だ、だから魔剣を譲ってくれと交渉するフローに、ダナトリアはルトフの里でダイに切り落とされた脚の代償にフローの身体で試し斬りをさせろと言う。歩けなくなったら困るからと自身の左腕を差し出すフロー。切り落とされた左腕の代わりに手に入れたドルデンの魔剣と、ダイスから託された風を起こす笛を手に、ダイを追って旅路を進んでいく。

一方ダイは”黒い獣”と自我の境で苦しみながら大陸を彷徨っていた。リューンの二人と別のルートでまた旅に出ていたダイスが砂漠で行き倒れているのを救ったオビオテ族のテントを襲った赤目龍を倒したダイは、そのままオビオテ族をも殺してしまう。間一髪でダイスの声に反応するも、”黒い獣”と自我を行き来するダイは、ダイスを攻撃しそのままその場を立ち去ってしまう。

『風の魔法使い』の劇と同じように風の魔法使いを探し、風の洞窟に辿り着いたフロー、エルカ、ファンルン。ここで実はファンルンがカダ王国に敵対するナダージアのスパイで、滅びの剣を自らの物にしようという意図でルトフの里に近づいたことが明かされる。フローの歌に滅びの剣を止める力があることを知るファンルンは、「自分が滅びの剣を使うときに、すべてを皆殺しにしないように歌で止めてくれ」と取引を持ちかける。拒絶するフロー。「僕は絶対に君のためには歌わない。僕の歌は、祈りだ!」拒絶したことで右耳と舌を切り落とされたフローは、満身創痍のままドルデンの魔剣を手に、同じく風の洞窟へ辿り着いたダイの元へ向かう。
フローと交戦しながら、”黒い獣”と自我を行き来し苦悩するダイ。ダイとしての自我でフローに「歌え」と懇願するも、彼が歌えないことに気付き意志に反して剣を向けてしまう。間一髪でエルカと、風の洞窟で生き残っていた風の魔法使いの一族が現れ、滅びの剣の力が弱まったが、ファンルンとナダージアの部下たちが現れたことでまたダイは”黒い獣”に操られてしまう。ファンルンによってフローの声が出なくなったことに気付くエルカ。風の魔法使いの姿を見ることができないファンルンの勘違いで魔法を使うよう迫られるも拒絶する。
未来を見ることのできる水晶玉を手にダイスが現れ、ファンルンの死を予言したと同時、ダナトリアが現れファンルンを殺害する。しかしそのダナトリアもダイ=”黒い獣”に殺害され、今際の際に自身の部下にフローの舌を戻してやるよう告げ息絶える。

フローが笛を吹くと、『風の魔法使い』が現れる。滅びの剣を風に戻すには、「剣を生み出し固めた心の逆を歌う」のだと告げる。
舌を取り戻したフローがダイに向かって歌い始める。ふたりは戦争孤児になって初めて出会った。戦場で見つけたパンを奪おうとしたダイに、半分に分けて与えたフロー。エルカの母に連れられ、ルトフの里で様々な喜びや悲しみ、”生きること”に出会ったことを語りかける。”黒い獣”とダイの人格が交錯する。苦しみながら剣を取るダイと、剣を置いてダイに向かって腕を広げるフロー。「約束したんだ、道を誤ったときは、ぼくが身を呈して、きみを救うと!」
振り下ろしたダイの剣の先にいたのはダイスだった。実はダイスは『風の魔法使い』の劇に出てくる、償いのために永遠の命を与えられたガンドラ王だった。これでやっと眠りにつける、と言い残し風になって消えていく。同様に、滅びの剣と”黒い獣”も風に戻って姿を消した。

里に戻ったフローとエルカ。二人は団員を失った一角狼座の再興を里で目指すことを里長であるエルカの母に告げる。ダイは今は里には戻らず、殺した人々の弔いのための旅を続けることを決めたという。里に残る人々は、ダイがいつかここに帰ることを疑っていない。ダイスの形見である杖を持って、歩き続けるダイ。「どこにいてもぼくはお前たちのきょうだいで、調和を愛するルトフの民だと思ってる、だから、聞いてほしい、風の中の声を、耳を澄ませて───…!」

なっっっっっが ごめん

 

参考:A hand crawling to the sky is to grasp happiness... 「リューン一幕」「リューン二幕」

johjosh728.hateblo.jp

リューン耳コピまとめ 

twitter.com

 ↑ここまで読ませといてなんですが、わたしの読むより上記二つを履修したほうがリューンについてはためになります絶対

 

 ☆


パンフで脚本の篠原さんが仰ってた「狼の遠吠えにも似た「リューン」という名の少年」がすごく頭に残ってて、狼の遠吠えは『群れを離れた仲間を呼び戻すため』でもある、って一説があることを知って以来、ずっとフローとダイがおおかみのこどもにしか見えずにいて困っています。コロコロ転がってじゃれ合って、いつかは群れを離れるうつくしいけものたち。「もしも俺が道を誤ったときは、お前が俺を救ってくれる。そうだろ?」…だから、フローもダイも、互いのことを『リューン』と呼び合うのかもしれない。あの3人の中で一番どんくさくって真面目でおっとりしてて、『天使みたい』なフローが、ダイを救うために殺しに行くんだ、って決めたとき、叫んだ「リューン」は、彼を呼び戻すためのものだったのかも。

『リューン』は、もうふたりきりになってしまった風の里のおおかみのための、相手だけに呼びかけるための遠吠え、呼び声なんじゃないか、とか。リューーーーン。

 

まずリューンがわたしにとっての関ジュ初現場であったということ、わたしが藤原担だということをお伝えせねばならぬとは思うんですが、それにしても丈くんめちゃくちゃ舞台映えするお顔をしてますね…びっくりしたほんとずっと目で追っちゃった…目が大きすぎてびっくりしたし喉仏が国宝だった すごい
大橋くん顔ちっさすぎて逆に身体が大きく見えるという不思議な現象をリアルに体験しましたがなんだあれは???顔が小さすぎる すごい 167cmって知ってるけどそれより大きく見えたなあ…手足が長くて色が白いのもあるのかな とてもきれいでした…にのうではむちむちしていて本当に汗で光っていた かわいい
二人ともハーフアップの明色ウィッグがとてもお似合いで素敵だった~!フロー=丈くんがミント、ダイ=大橋くんが水色で本人たちのメンバーカラーと逆なのもまた味わい深かった エルカちゃんのピンクも可愛かったなあ

リューン、プロジェクションマッピングを使ってるっていうのはよ〜いドンの告知で知ったんだけど、どういう風に使うのかいまいちはっきりイメージできてなかったので、のれんみたいに細かく裂かれた布をスクリーンにしてるのが『風の里』であるルトフの里の表現としてめちゃめちゃ上手いな、と思いました。演者が動くことで起きた風がそのまま舞台装置になる、という絶妙さ…生だから毎回変わる舞台装置…。
くるくるシルクさんがアンサンブルとして入ることで一角狼座の劇にリアルさが増すのすごくよかった!そんなに派手なセットはないぶん肉体言語がめっちゃ効いてた印象でした。そもそも箱も小さいしな…

肉体言語でいうと、ほんとうに、リューン・ダイは大橋くんが演じてこそだなあという身体の使い方が多くてほれぼれしました。黒い獣に憑りつかれてからのダイの動きの人間離れした不気味さと圧倒的な強さ、あれは大橋くんの体幹と身体の柔らかさがあるからだろうな…芯のあるしなやかな動き 台詞の発声はちょっとまろやか?というか、たどたどしさはあるんだけど、肉体言語と黒い獣に取り憑かれた時の表情のヤバさで大いに補って余りある感じがした 目がイっててきゅっと上がった口角…
パンフで「再再演あたりでふたりの役を入れ替えてもいいかも」って話が出てたけど、そうなったら丈くんの演じる黒い獣はまったく別物になりそう…笑 大橋くんは曲線的、丈くんは直線的な動きをする子というイメージがあるので…

フローがけっこうどんくさくておっとりした子なのが可愛かった~!三つのかまど亭(里長の宿屋、みんなここで食事をとる)のシーンでパンをあーんしてもらったと思ったらスカされてたのめちゃくちゃ可愛かった…
ダイより強く里を焼かれた戦争の記憶に怯えを抱えてるのがフローなんだけど、この話が出るたび過剰なまでに怯える動きがわかりやすい、舞台向けの演技だなあとしみじみしました。良く考えたらここの動きで毎回フローが耳をふさぐのは、彼が風の声を聴ける人間だからか…良くできてる…。丈くんの演技はイメージに反さずとてもきっちりしてるなあという印象も受けました。彼は演技のたびに声を使い分けてるのかな?丈くんより幼くて飛鳥ほど甘くもない、ちょっと世間知らず感のある純粋な少年の声だったなあ、と思います。
最後の方だったかなあ、ダイとフローが上手と下手に分かれて歌ってたところでフローが泣いてて、眉毛をぎゅっと寄せて目元をくしゃくしゃにして、口元をぎゅっと引いた、泣き出す直前の子供の顔がめちゃくちゃ良かった …。

声と言えば一幕のさいごで歌う『風の舟』、けっこうな大人数で歌ってるのに最後はまっすぐフローの声が目立って飛んでくるのがめちゃくちゃ主人公感あってグッときました。オタク的に美味しいし体力使う役はダイだとは思うんだけど笑、ストーリーテラーとしてずっと板付きなのはフローのほうで、個人的にはリューンの表の主人公はフローだと思っているので…。

そうやっぱリューンめっちゃ曲いいですね!?基本的に同じメロディを重ねてるからどんどん印象が変わっていくのがすごい 『僕たちの魔法』のキラキラした少年らしさ、『血塗られた記憶』の生々しい憎しみと絶望、『風の舟』の決意、『約束』で語られる二人の出会い、これぜんぶ同じメロディがベースになってるの、すごく象徴的で印象的だなあと鳥肌立ちました…(約束のメロが自信ないんで間違ってたら教えてください…!)(さっそく自分で気付いたけど『風の舟』のメロは『風のレクイエム』のほうだわ失礼しました)やっぱミュージカルはいい…音楽だけで物語の雰囲気が全部変わっちゃう 好き… どうでもいいけどわたしリューンの前キンキーブーツ見に行っててはからずしも森雪之丞先生の書くおとこふたりの物語連続で見たわ…。


フローの主人公感は彼のかたくなさにもある気がしてて、腕を切り落とされるシーンでエルカがいくら止めても少し笑って、腕を差し出すことを止めなかったところや、演技にあんまり乗り気じゃないダイを巻き込んで一角狼座の芝居に参加しちゃう不思議な強引さ、ファンルンに刃物を持って迫られても首を縦に振らないところ、不器用だなあ、でもめちゃくちゃまっすぐで、主人公だし丈くんだな、という感じがしました。特に腕を差し出すところ、声も震わせずにそうしたのが、覚悟すら感じられてとても印象的でした。実際切り落とすってなったら演出どうするんだろう?と思ってたんですが、フローの叫び声と同時にバッサリ暗転させて真っ暗にしたことでショッキングさを強調しつつ場面転換にもなるのはうまいな~と素人ながらに思いました。丈くんは声が大きいので切迫感あっていいですねああいうシーン。

先述したとおりおそらくフローはどんくさい男の子なので、風の洞窟でエルカが風の魔法使いと一緒に踊るシーンがあるんですが、それを真似て踊る動きもなんかぎこちなくて下手くそで。日頃踊りに突出した褒め方をされる側のひとがそれを恥ずかしげもなくやり切れるのが演者としての丈くんのすごいとこだなあと感じました。飛鳥の謎英語シリーズとかにも通じるところかも。

当たり前だけど殺陣めちゃくちゃきれいですごい…フローどんくさキャラなのに、残念ながらダイにやられて転がる時の身のこなしが普通に美しくてヨッ、ジャニーズ!になるなどしましたね…滅びの剣も魔剣もまさかの中央光るからライトセーバーやん…とちょっと引いてたんだけど実際ぶん回すと光の軌道がとてもきれいだった。なるほど。


15歳紳士フローくん萌えのレポはたくさんツイッターに上がってたと思うんですが、わたしが見た回のフローくんも超可愛かったので書き残させて~!
洞窟に入るためにエルカがサッと四つん這いになったのを立ったまま見下ろしてギョッとした顔をして、目線をうろうろって彷徨わせて少し迷って後ろ向き(=進行方向にお尻向けて)に進んで、エルカに「え?」って言われた後も何も言わずにただ口元をぎゅっと結んで気まずそうな顔をしてるフローくん15歳がとても可愛かった…エルカもへんなの、みたいな顔してさっさと行っちゃうし…
これ回重ねるとフローが気まずそうに「スカート…」って指摘してエルカも「ありがと…」って返す甘ずっぱシーンになってたと聞きましたツイッター見たやろ!?笑 あと寝るとききちんとエルカに背を向けて丸くなって眠るのも可愛かったです

 

いまいちわたしがこの作品の核を理解しきれてないんだけど、結局ふたりとも『風の魔法使い』=リューンの一族だから滅びの剣に惹かれたし、滅びの剣を止められたって感じなのかな?ダイが剣を手にしても自我を保ってたのも一族ゆえなのか、それとも強く惹かれてしまったのが一族ゆえなのか…?っていう フローのほうが魔法に近い印象だったから、一族の中でも特に血が濃かったりしたのかな 魔法使いとして生きるひとと戦士として生きるひとがリューンの里でも分かれていたのかもしれない…?

レポ見てると結構『ダイの狂気』については触れられてたけど、わたしはフローもたいがい気が狂ってると思ってて、Stagenavi vol.33のプレスコールリポートでそれが肯定されたことがけっこう気持ちよかったです(「ひたむきなフローはダイとは違う強さからくる狂気で見る者の常識をねじ伏せてくる」)ダナトリアが言ってた通り、フローみたいな純粋百パーセントみたいな人間が一番怖いのかもしれないなと思わされてしまったから、フローが旅に出る、ダイを追って殺す、って決めたことに、彼の約束に対するかたくなさを見てすんなり受け入れてしまってたんだけど、ダイを殺す、って言わなきゃ里を出してもらえないって分かってそう嘘をついただけでフローは最初からダイに殺されてやるつもりだったんじゃないかなあ…とも思っています。どうだろう。

フローは一角狼座で『風の魔法使い』を演じたから、自分が滅びの剣に殺されればダイは解放されると本能的に知っていたのかもしれないけど、それだと結局ガンドラ王の二の舞になっちゃうんですよね。ダイもまた風の一族だからガンドラと違う役割=ガンドラ(この呪いのすべての始まり)を殺害する、っていう幕引きに結果的にはなってるけど。
風の魔法使いが言ってた、戦わないことで勝った、っていうのも、結局ダイス刺されてるやん、と思ってしまうんだけど…すべての起点を消したことでぜんぶなかったことになった的な解釈なのかな…リューン世界の魔法使い、人間というよりかみさまムーブっぽかったので人間の常識や人間の時間軸が通用しないのかも…?うーん このへんちょっともやもやしています…。わからん…

冒頭で魔法をナメてたダイが、最終的にはおもちゃ扱いしてたダイスの杖を持って弔いの旅に出るっていうのはちょっとグッときたところでした。というのを思い出したので追記。

 

なんかもやっとした結びになっちゃったけど、三列目から一列目に上ってきた今の彼らの演じるリューンを観れたこと、ほんとうによかったなあと思います。二人セットでばかりはいられないだろうけど、でも今のリューンはきっとこのふたりだからこそ成立したんだろう、と思うまなざし、声、伸ばした手と手を、きっと忘れないでしょう。観られてよかった。

カテコ可愛かったのでこちらも自分用に貼りつけておいておわります!

リューン!\カンパニー!/