アイセイグッバイ、アンドユーセイハロー

 

f:id:milkytea6111:20190228211201j:plain

動揺のあまり仕事に使う紙に無意識に書いてたすばるくん


もう関ジャニ∞渋谷すばるは帰ってこないから、「おかえり」じゃないんだけど、でもわたしは彼を知っている(つもりだ)から、「はじめまして」って言うのも違う気がする。

ソロアーティストの渋谷すばるさんが、わたしたちの目の前に帰ってきました。

奇しくも木曜日、毎週18時、関ジャニ∞の連載(レンジャー)が更新されて、かつては彼の同期と呼んで差し支えないだろう二人が、昼と夜を背負っていた、ファンにとってとくべつな曜日に。

shibutanisubaru.com

会えてうれしいよ~~~~~~!!!!!

どうでもいいけどこのフォントデザインあを思い出すのわたしだけかな~~~!!?

みんなの愛が重すぎてサイト全く見れなくてすごかった14時ごろ

 

 

 

わたしはやっぱりどうしたって彼の美学を信頼しているから、渋谷すばるが、はじめてひとりの渋谷すばるとして大衆に発信するための媒体に、ソーシャルネットサービスじゃなくて、まっしろな背景のシンプルなサイトを選んでくれたことに心底安堵している。SNSから「アイドルじゃない自分」を始める人を、否定するわけではないんだけど、わたしの見てきた渋谷すばるはなんとなくそうじゃないなと思うので…ラインも信頼してねえと豪語していたあの彼が…(今後LINE@とかはじめたらどうしよう…)(どうしようも何も)

彼が自分でソースいじったんじゃない、プロのバックアップを感じるサイトのつくり、タイムラインの有識者から教えてもらったモリサワの有料フォント、誰かスタッフが回してるムービーのカメラ、にこにこ笑ってる暑い国を旅するすばるくん、大きなギターケース、今日ぱっとサイトが見つけられるまで(少なくともわたしの周りでは)誰にも漏れなかった彼の動向。

あ~~~~~~~ちゃんとした大人が彼のそばにいる!!!!という、強い安心。

会見で話してたように、すばるくんはジャニーズをやめても芸能活動をやめるつもりはない、っていうのが、改めて分かって、彼が元気にやっているって近況報告とあわせて、とても嬉しい。

 

今後告知とか日記とか読めるのかもしれないけど、ひとまずサイト開設の理由として「生存確認をお伝えしたい」なの、めっちゃ愛じゃん。

もう関ジャニ∞のすばるじゃないのに、ぜんぜん今までと変わらない愛を小さな薄いてのひらのなかにキュッと握って、こっちがびっくりするくらいの大きさで届けてくれるひとなのは変わってなくて困ってしまう。

元気な姿を見せて安心させてやらなくちゃ、と思ってくれたこと、愛でなくてなんなんだって感じなんだけど、それは義務ではなくあってほしいんだ…。

ときどきポロっと今日みたいな形で教えてもらえたらそんなに幸せなことないなあ、と思ってて、それは今までできなかったたくさんのことを、いろんな痛みを抱えてでも彼が決めたこの道の中で、やっぱり楽しんでほしいから。

楽しいときのすばるの顔、ほんとうに子供みたいでだいすきなんだよ。

また歌が聴ける日も遠くないのかなあ。そうだといいなあ。

 

 

わたしは彼が帰ってくるなら、たとえば会見があった2018年4月15日から1年後とか、彼が事実上関ジャニ∞じゃなくなった2018年7月15日から1年後とか、とにかく、こんなに早いタイミングだと予想していなくて。

でも、良く考えたら彼にまつわる特別な日付って、ぜんぶ彼を関ジャニ∞っていう船から下ろすことになった、いま6人で大きな船を動かしてる彼らにとっても特別な日付だから、選ばなかったのかもしれないなあって勝手に思ってる。契約だなんだの大人の事情なんてお花畑ポエマーは知りません。

でもちょうど、2月ごろにすばるの気持ちを聞いたって言ってたから、もしかして1年経ったくらいなのかなあ。なんて。

 

自分が他担だからなのか薄情ものだからなのかはわからないけど、いまはわりと穏やかな気持ちで、すばる元気でよかったねえと思ってるし、おなじ心で6人の関ジャニ∞のこれからをとても楽しみにしている。

でもこれが、いきなり帰ってきて早々に、商業を感じるホームページと何かしらの告知とかだったらきっと悲しく憤ってただろうから、オタクって勝手だなあ。

そういう意味でも、このまっしろでシンプルなホームページの箱を持って帰ってきてくれたすばるくん、すきだな~と思うし、一生この人の掌の上で転がされてたいな~と思う。

白ホリのセットで始まって、またまっしろのホームページから始まるすばるくんの旅路のなかで、誰かに伝えたいなと思うことがあって、その誰かがもし普通に生きてたらきっと出会わないだろうわたしたちだったら、そんなに嬉しいことってない。

無理せず、たのしく、愛する音楽と一緒に歩いて行く中で、ときどき声を聞かせてくれたらいい。

 

 

ひとまず、おかえりなさい、でもさようなら。そしてよろしくね。

愛してるよ、すばるくん。

100年生きたねこのこと

☆ただの日記なのでジャニーズの話はありません☆

 

松の内が明けたので…

みなさんにもツイッターで可愛がっていただいた、おじいちゃんことうちのちーちゃんが、12月30日にお星様になりました。

2017年の9月に体調を崩してから、もう1年4ヶ月も嫌いな病院に通い続けて、19年と8ヶ月も頑張って生きてくれたことになります。

 

もともと彼は捨て猫で、いとこが拾った子猫の頃にわたしがどうしても譲って欲しいと珍しく駄々をこねて譲り受けた猫でした。

真っ白な毛並みに水色の目、ピンクのお鼻と肉球がとても可愛くて、わたしは一目で夢中になりました。

動物はハムスターしか飼ったことがなかった我が家でははじめての大きなペットで、わたしはよく髪にじゃれつかれては泣いていたような気がします。やんちゃが過ぎて飼っていたハムスターに噛み付いてしまったこともありました、ごめんなリンちゃん…。二度とハムスターは飼うまいと誓いました…。

手が大きいから大きくなるよ、と動物病院で言われた通り、たぶん洋猫が混じっていたのでしょう、骨格のしっかりとした男前になりました。一番大きい時で5kgくらいはあったかなあ。

真っ白だった毛並みの顔と背中、尻尾にベージュの縞が出てきて、耳も茶色くなって、詐欺やなあなんて話したのを覚えています。

もともと母の実家で放し飼いだったせいか外が好きで、リードをつけて散歩をするたび近所の方に「犬かと思った」と驚かれたりもして。それだけでは飽き足らず、よく勝手に窓を開けて出て行ってしまったりもしましたね。

去勢手術をしたのに年に一度は必ず野良猫と大げんかをして病院のお世話になって。もうおじいちゃんなんだからやめときなと言っても聞くわけもなく、顔に大きな怪我をして帰ってきたときはどうしようかと思いました。

顔の中にあった脂肪腫の膿が破裂して、もう開かないかもしれないと言われた左目も、手術のせいで少しツリ目になってもきちんと開いてきれいな水色のままでした。

おなかにある大きな脂肪腫は、良性だし、切除部分が大きくなってしまうからとそのままにしていましたが、それが彼にとって良かったのかは今となってはもう分かりません。歩くとき邪魔じゃなかったかなあ。

去年の9月、わたしがヤフオクドームに出発する前日に、急にぐったりしたちーを病院に連れて行ったら、腎臓病です、と子猫の時から診てくださっている先生が仰いました。あまり水を飲まない猫は、たいてい高齢になると腎臓病になって最期を迎える。知識としては知っていましたが、なんだか自分の家の猫のこととなると現実味がなくて。福岡に向かう新幹線で、「猫 腎臓病 寿命」と調べたのを覚えています。でも、覚悟したよりずっと長生きしてくれたなあ。

腎臓病のねこは突然今までの食事に飽きて同じものばかり食べ続ける、と言われた通り、今までのペットフードを食べなくなって、一時期はササミばかり食べていました。冷凍でたくさん買ったササミをレンジで温めて、ほぐしてあげるまでに何度も足元で「早くしろ」とばかりににゃあにゃあ鳴いていたのを、うるさいなあなんて言わなきゃ良かった。

ドライフードを喉に詰めて痙攣を起こした時、朝早くから開いている緊急病院に連れて行ったら「脳梗塞を起こしています」と言われて。左半身に麻痺が残るかも、と言われたのに、自分の足で歩ける間は、ゆっくりでも、全然普通にしっかり歩いていて。こんなに小さいのに、ちゃんと動くほうの脳がカバーしてるんだと驚きました。

あまり動けなくなってからはなぜかわたしの部屋のソファが気に入ってしまって、いつも椅子を取り合っていました。

そのうちトイレの場所がわからなくなって部屋中いろんなところでするようになって、何冊か雑誌もダメになって、なんでなんって怒ってしまったこともあった。きっともうあのときほとんど目も見えていなくて、でもわたしが撫でるとゴロゴロ喉を鳴らす、とてもかわいいおじいちゃんだったのに。

後悔なんてたくさんあって、彼が家に来たときわたしはまだまだ子供で、ちゃんと可愛がってあげられた記憶なんてほとんどなくて。結局母にいろんなことを押し付けてしまっていたような気がします。

1週間前くらいから急に食が細くなって、トイレのためにベッドから降りられなくなって、昨日の朝、起きたらもう口で息をしていて、素人目にもああもうダメだ、とわかる状態でした。

犬と違ってねこって基本鼻呼吸なので、鳴くときとご飯食べるときくらいしか口開けないんですよね。そんな彼が、口を開けて苦しそうに息をしている。母が「がんばれ、がんばれ」って体をさすっていたけど、わたしはもうがんばらなくていいよ、と思ってしまった。

だって1年以上、嫌いな病院に通い続けて、点滴で重たい体を引きずって、もう自分の意思で大好きだったごはんも食べられなくなって、外の日の光を浴びて目を細めることもできなくなった彼が、これ以上がんばったところで、それはしあわせなことなのか、それがもうわからなくなってしまったから。

そんなことをぐるぐる考えながら、いつも触ったらゴロゴロ喉を鳴らした耳の後ろを撫でた。ぱくぱく、って口を二回開けて、それが最後で、動かなくなってしまった。

もともと動けなくなってからひんやり冷たかった肉球だけじゃ彼の生死が測れなくて、でも半開きになったままの口と目で、もう動かないんだってわかって。

体は動かなくてもそこだけは意思がはっきりしてた、元気な頃はいろんなものを叩き落としてたしっぽを、持ち上げてみてもぱたん、て落ちるだけで。

今日の朝、近くの火葬場に、お花をたくさんと、病院に行くときに着せていた冬の上着と一緒に預けてきました。火葬場の職員さんが、もっとビジネスライクな感じかなと思ってたら「これが最後になりますから、話すことがあれば」って言ってくれて、もう冷たくて硬くなってしまった手をとって、ありがとうねと伝えるのが精一杯だった。もうゴロゴロ言わない頰を触るだけで泣けてくるから。

彼が体調を崩してから、わたしはずーっと、「まだこれから100年生きるもんなあ」って言い続けてて、たぶんちょうど19歳で、人間でいうとこの96歳くらいになるんですけど。19歳と8ヶ月も生きたんだから、もう概算100歳ってことにしてくれないかなあ。うちのねこ、100年生きたんですよってことにしちゃだめかなあ。

ちーちゃんよ、うちにきて楽しかったかい?ほんとにずーっと、誰に見せても褒められる、世界一可愛いうちのこでいてくれてありがとうね。

嫌じゃなかったら、またどこかで会おうね。あんまりいい家族じゃなかったかもしれないけど、ねこなのにプリンとシュークリームに目がなかったきみのことが、本当に大好きでした。

19年、ううん100年ぶん、たくさんたくさんありがとう。

f:id:milkytea6111:20190103223352j:plainf:id:milkytea6111:20190103223429j:plainf:id:milkytea6111:20190103223514j:plain

f:id:milkytea6111:20181231142934j:plainf:id:milkytea6111:20181231143138j:plainf:id:milkytea6111:20181231143406j:plainf:id:milkytea6111:20181231143520j:plain

Re:「人って変われるんかなあ」

皆さん2018年、お疲れ様でした!
関ジャニ∞にとってもオタクにとっても激動の1年でしたね、つかれたねえ。

先日このようなマシュマロをいただきました

 

いろんな意見があって、全部正解に見えるからどんどん自分の思ってた関ジャニ∞像がズレてきて、自分が正しいと思ってた彼らへの応援の姿勢もこれでいいのかわかんなくなる感じ、わたしにもとっても覚えがあるので良く分かります。

でもとにかく今伝えたいのは、あなたのその気持ちぜんぜん悪くないよ〜!!!ということです。ほんとに!ぜんぜん!わるくないです!!

あなたを今揺らがせてるいろんな意見だって悪くないし、今回お騒がせしてるテレビだって、立ち止まって考える機会がなかったせいでできちゃったのかもしれないって思ったら誰が悪いとは言えないと思うので…まあ一応意見は投書してきたけど…。


マジでクッソ恥ずかしい黒歴史だからこれ言いたくないんだけど、ニズムの時期とかわたしすごい理不尽に横山さんに八つ当たりしてて、そんな当時のわたしが今の全肯定方向オタクのわたし見たらびっくりするだろうなあと思う。
何が言いたいかと言うと、人ってめっちゃ変わるよ、ということです(なんかアーセナルさんみたいなこと言っちゃったな)

応援の対象である彼らも、そんな彼らを見つめているわたしたちも、当然人なので考え方も感じ方も変わります。
自分の経験だったり出会った人の意見だったり、そういうものに触れてぐにゃぐにゃ変わっていくのがフツーだと思うんですよね。
それを「振り回されてしまう」と感じるのは、このマシュマロくださった方にとってアイドルのオタクするにあたって一番大事にしたいものが今見えなくなっちゃってるからかなあ、と素人なりにわたしは思います。
意見の合う友達と推し活するのが楽しいのか、孤軍でもいいから絶対にわたしは自担を裏切らないって決めるのか、まあ極端に言えばそんな感じの、オタクである自分が絶対に譲りたくないところ。

わたしは村上くんに対する期待値がたぶんほかの村上担よりちょっと低くて、まあセクハラおやじみたいな発言したり自分を過度に卑下さえしたりしなくって、病気や怪我なく健康で元気にアイドルしてくれてたらそんな幸せなことないな、と思ってます。
そもそも今年37歳になる彼が、今後もプレイヤーとしてまだまだあれとかこれとかやりたい!って夢をたくさん語ってくれるのもほんとに嬉しいんですよね、なんだかんだドブ板捲ってまだまだ上を睨みつけて目指していく姿勢が好きなので…。
わたしの中で揺るがない意見ってなんだろう?って考えてたんですが、結局「村上くんが元気にアイドルしてることは全肯定したい、でも自分が嫌だって思うことはそれ(村上くんを好きということ)とは分けて考えたい」なのかも。めっちゃ自分本位ですね!

幸い思想の近い友人もいるのでそこでだいぶ発散させてもらってるのも最近の不満の少なさの原因ではありそうなんですが(いつもほんとうにありがとう)
村上くんがやたら自分を卑下してアイドルとしての自分を否定するような行動をしない限りは、わたしにとっての主軸ってブレないのかもしれません。
だから最近は、オタクの意見に振り回されてオタク続けるのしんどい~ってなったことはないかなあ。なんかあんまり答えになってなくてごめんなさい。

マシュマロくれたあなたが、2019年も自分に楽なかたちでたのしく関ジャニ∞を応援できますように!


2018年のわたしがとても楽しくオタクできたのも村上くんのおかげなんですけど、去年の終わり会報で答えてた*1、「通常営業」で彼が居続けてくれてて本当に本当にありがたかった。
4月からこっち、けっこういろいろな揺らぎを生々しくこっちに見せてくれてた他のメンバーに比べて、村上くんは、一見すると冷たく感じられるのではと思うほど「今まで通りの関ジャニ∞村上信五」だった。
幼馴染みたいなもんで、きっと彼の歌がとっても好きだった村上信五にとってとても大きい存在の、関ジャニ∞ジャニーズ事務所渋谷すばるを失うことになるっていうのに、本当にいつも通り、なんならいつもよりアイドルらしさをきっぱりと前面に押し出してきた村上くんの姿勢というのが、いろんな支えを失いそうになっていたぐらぐらのわたしにはとっても有難かった。
誰より大変だっただろう渦中にいた彼に寄りかかってしまったのはちょっと反省もしたいけどね…ほんとありがたかったです そういう意味では
でもそれって生々しいいろんな感情を見せてくれた他のメンバーがいたからこそだったりもするし、ものごとって一面だけじゃないよなあと気付かされたりもしましたね去年は…。
今年の村上くんも素敵で楽しいアイドルでいてくれたらいいな~。15周年はどこに一緒に行けるかな。

*1:27号でした

14/7/2018 目の前の向こうへ進むきみたちへ

嘘みたいな三か月だった。
今もまだ、関ジャニ∞のメンバーカラーから赤色が消えるという事実を、わたしはきっと呑み込めていない。
だから、なんとなく、お祭りみたいな『最後の』のおどる一週間を、ぼーっと乗り越えてしまった。

しょうじき、わたしはそんなにテレビを見ない。
関ジャニ∞のファンになってから、ジャニオタってこんな毎日テレビ見てんのか大変だな!と思ったくらい。
自分の部屋にテレビがなくて、リビングのそれは基本的に母が占領しているから、そうなるとあんまり見る時間がないし、大阪では(わたしは大阪在住だ)クロニクルの放送もなければ、関ジャムも社会人泣かせのド深夜放送で、ついでに言えばジャニ勉も同じく。彼らの出ているテレビを、リアルタイムで見るという選択肢は、わたしの中ではかなり優先度が低い。
だから、余計にすばるがいなくなる実感を掴めていないのかもしれない。

あんまり泣くのが得意じゃない。
というより、周りの友人が基本的にめちゃくちゃ泣くのが上手い女たちなので、なんとなくそれを見ていると冷静になってしまうところがある。
4月は、ふと一人になったら泣き出したりもしてたけど、クロニクルのHeavenly Psychoでちょっと泣いたけど、なんかやっぱり実感がなくて。クロニクル見るために、わざわざ関東まで行ったのにね。
ジャニ勉で『6人の』って紹介のされ方に、当たり前みたいに一人欠けてる状態で掲載されるテレビ誌に、少しずつ、ああキッツいなあ、とは思うのに。

バラエティにおける渋谷すばるのひとことの破壊力とか、たたずまいとか、実は誰も否定しない、ぜんぜん昭和型じゃないやさしいバラエティをするようになったとことか、あの人の地頭のよさがわかる独特の回路とか言葉の選び方とか、めっちゃくちゃ好きなのに。
なんだかんだ、関ジャニ∞っていうバンドを背負って真ん中に立つすばるに出会ったのが最初だったから、きっと、すばるのいないライブで、すばるの声がしない音源で、やっとわたしは彼との別離を理解できるんだと思う。

最初に関ジャニ∞がバンドをするんだ、って意識したのは、たしかマイホーム披露のMステだったと思う。
当時ちょっとジャニーズを斜めに見ていたわたしは、まず、えっバンドやるんだ、ってびっくりして、記憶上であいまいだけど、とんでもなくどヘタクソな生演奏に、ほんとうにほんとうに度肝を抜かれた。なんでこの子たち、このレベルで生演奏やってんの、と思った。
わたしの好きなギタリストは、新曲披露のたびテレビで当て振りをさせられることに再三文句を言っていたので、これなら彼も弾かせてよ、と思ったのだけはくっきりと覚えている。
なんだかんだ言ってももともと関西の男の子たち、というだけでぼんやり贔屓目にはしていて、たしか冒険MAPもちょこちょこ見ていたような気がする。
そんなわたしがもう一度、関ジャニ∞と出会い直したのはこれまたバンドだった。
M-ONで放映されていた、ここにしかない景色のPV。「ようこそ」から始まるやわらかい声と曲調がとても好みで、気がついたら食い入るように見つめていた。
デニムの衣装と赤で統一された楽器の色使いがとてもすきなPVだった。今でも一番すき。
わたしは、ここけし出の新規だ。(テレビで演奏を見て、少なくともマイホームの時よりは上手になってて、それもほっとした)

ジャニーズを好きになることは、中高インキャで育ってきた自分にとってけっこうな冒険で、なんとなくクラスの中心の華やかな子たちが好きになるものだと思っていたから。
でも、なんとなく「ジャニーズ詳しくないけど、関ジャニは好きやねん」は、めちゃくちゃ言いやすかった。
関ジャニ、大阪の人らやしおもろいし、バンドやるし。そんな言い訳を少しずつ混ぜて、あんたがジャニーズ?と言っていた周りに、ふんわり納得してもらってきた。
だからきっと、彼らがバンドをやってくれなかったら、北海道から福岡まで、彼らのライブを追いかけるような楽しい経験はできなかっただろうなあ、と今でも思っている。

さっき(7月14日の深夜3時)、ようやっと、7月8日に関東で生放送された関ジャムを見た。
たぶん普通に平日に見たら仕事にならんな、と思ったから、一週間寝かせてしまった。恨むぜABC放送。

メンバーみんなが振り返りで選ぶセッション、当たり前かもしれないけど、どれも『自分が』じゃなく『すばるが』ばっかりで。
こういう風に放送されるって知らなかったのかなあ、選んだセッションにつけたコメントを読み上げられて、恥ずかしそうにくすぐったそうに笑ってて。
そのどれもに、すばるくんがキラキラの目で、顔いっぱいで反応してて、それはわたしが知ってる、少なくともここ5年ずっと見せてもらってきてた、『関ジャニ∞の中にいる渋谷すばる』そのものだった。7人さいごですってでかでかと看板貼られた、そんな生放送の最後まで。
関ジャムですばるが得たものはきっととても大きくて、久保田さんとのセッション、まだまだ伸びしろがあるって教えてもらったって言ってたみたいに、いろんな音楽にこの番組で触れたことも、今回の別離のきっかけになってしまったんじゃないかと勝手に思ってて。
でも確かに、最初は自分が自分がって聞こえてた、ゲストアーティストと殴り合うみたいだったときもあったすばるの声が、どんどんいろんな色になって、ただの我の強いあかいろだけじゃない、あかいろなんだけどいろんな彩度と明度を使い分けていくみたいに聞こえてて。
やすくんも挙げてたあいみょんとのセッション、あのすばるの下ハモがほんとうに好きだ。メインパートを歌っているところより、ハモの声が、良いなあと思う。あの音源売ってほしいくらい、ほんとうに好き。
主役じゃなくても堅実に自分に与えられた役割の中で最大限を全うできる、そういう男の声に、いつの間にかなってたんだなあ、と思う。
わたしは、4月以降の関ジャムでセッションしてるすばるを見るたび、ジャニーズ辞めちゃったら、関ジャニじゃなくなったら、こういうこともきっと当分はできなくなっちゃうんだよー…って袖を引きたくてたまらなかった。そんなことで留められる覚悟じゃないってわかっていても。
思ってたよりずっと、わたしは関ジャムでいろんなアーティストとセッションするすばるが好きだったんだなあ。過去形になるの、ほんと嫌だけど。

せっかくのスカパラとのコラボ、どのテレビでも見れないの残念だなあと思ってたら、おれたちの関ジャムはちゃんとやってくれた。
メンバーが変わっても続いてきたバンドとのセッションが最後だったのも、もしかしたらそういう意図なのかな、だったらすごいな。すばるにだけじゃなく、これから関ジャニ∞を続けていくって決めてくれた6人にも花を贈るみたいな、そんな選曲だな。
スカパラファンの方のツイートで見たけど、スカパラさん、立ち位置が同じメンバーのメンバーカラーに衣装の色を合わせてくれてたって聞いて、ああめちゃくちゃ有難いなって思った。ジャニーズの中でも、メンバーカラーの主張が特に強い関ジャニ∞に、そんなとこまで寄せてくれたんだなあ、愛だなあ。
セッションは、谷中さんも仰ってたけどほんとうに責任感のある無責任ヒーローで、ちょっと笑ってしまった。めちゃくちゃ楽しそうで、事務所内でもそこそこ中堅どころに差し掛かってきた関ジャニ∞が、まだまだ年上のかっこいいおにいさんたちに遊んでもらえる環境なの、超贅沢だなあと思った。
ファイト 関ジャニ 無限大 エイト、こんな単純なチャントがかっこよくハマる曲だって知らなかったよ。まだまだ知らないことたくさんあるなあ、きっとこれからもあるんだろうな。
ロマネ、MC順の並びで、イントロでりょうちゃんが上を向いたときに、顔の向きを戻した時の口元に、もう泣きそうやんって思っちゃった。
遅れ放送だしその上わたしは一週間ほど寝かせて見てるから、LIFEでりょうちゃんが泣いちゃったのは知ってたけど、ロマネの時点でもうやばかったのかもしれないなと思う。オタクの勝手な憶測だけど。
無ヒもロマネも、せっかくコラボしたのに、ライブではもちろんもう7人の声では聴けないし、少クラとかにも出ないからテレビで聞くのも難しいかなあと残念に感じてたから、関ジャムの選曲はほんとうに有難かった。そう、LIFEを除けばセッションの曲は、きちんと最新アルバムから選曲されていた。ネクストワンだなあ、と思う。
三馬鹿の関係って世界でいちばんきれいでいびつな正三角形だと思ってるんだけど、ロマネは特にそれが顕著で、歌い出しのパート、ヨコヒナは当たり前みたいにすばるくんに真ん中を譲る。
昔は歌苦手って意識があったかもしれないけど、関ジャニ∞として14年やってきてる中で、とくに横山さんはトランペットを始めてから、格段に歌に対する意識が違ってきたと思う。
今ではソロパートも増えて、今現在の関ジャニ∞をきちんと見ていたら、少なくとも頭ごなしに彼ら二人を歌下手コンビと笑えないだろう。時々、それをネタにしようとしている元オタクだったり外野を見るたび、ああこの人更新してないんだなと残念になる。まあそれは置いといて。
ロマネの三馬鹿は、それが当然と疑わずにヨコヒナがすばるくんに道の真ん中を歩かせて、自分たちはその少し後ろを歩いているような感じがする。
ロマネにおいてはそれがきっと今の正解で、すばるくんの声の説得力と言ったらないから、やっぱりまだあの人の声が入ってくることで安心してしまうし。
だからきっと、6人がいつか歌う日が来るなら、そのときのロマネを、そのときのわたしの中の正解にしたい。今は、すばるの歌い出しから始まる、まんなかにあかいろのいるロマネが正解でも、いいって言いたい。弱虫だから。
きっと最後はLIFEだろうなあって思ってた。ライブDVDのメイキング映像まで持ってくる関ジャムスタッフすげーな、とびっくりした。みんな若いなと思ったけどすばるくんマジで基本的に顔変わってなくてビビる。どうなっとるんや。
ぶっちゃけ新規だから古参の人ほどLIFEに思い入れなくて、ライブの大事なとこで必ず出てくるLIFE、めっちゃ説得力あるしめっちゃわかるけど、別の曲がその席に座るライブがあってもいいんじゃないかとか思ってしまうこともあって。(定番曲をセトリから外す勇気を、わたしは英断だと思っている)
でもそういう問題じゃなく、彼らの中ではきっともっと大きな意味を、あの曲が持っているんだな、と頭を殴られた気分だった。
レンジャーでずっと強い言葉を使い続けていたりょうちゃんが、きっと本人は不本意だっただろうけど、さびしくなっちゃった、って涙できたこと、わたしは、良かったねえと思ってしまってそこで泣けた。だって、誰が見てもりょうちゃんがすばるくんのことをとても好きなのなんて明らかで。ジョンとポールじゃなくっても、関ジャニ∞っていうバンドのフロントマンをふたりで担い続けてきたんだから、かっこよく去ってほしいっすね、なんて、冷たくも聞こえる言葉がりょうちゃんの全てじゃないことなんて分かってて。印象に残ったセッションのなかで選んだウルフルズ、ぼくらもメンバー変わってもやっていくし、みたいなスタンスでそこまで強くあろうとしたりょうちゃんの、とても強い虚勢が緩んでしまったのが、ずっとうたってきてたLIFEだったこと、ほんとうに、良かったねえと思った。
今はまだ無理かもしれないけど、だいすきな先輩のすばるくんのこと、これからも好きなままでいてね、と思う。言われんでもそうするわって感じだろうけど。余計なお世話だろうけど。

LIFEの歌詞、めちゃくちゃいいんだよね、ほんとに。
「頑張って」を二回重ねるサビ、光さえ超えろとうたう「駆け抜けて光を追い越して」。めちゃくちゃ関ジャニ∞やん、と思う。
「もう一切、金輪際、弱音や不安を閉じ込めて」。
ここ、ほんとに、太字にして赤いマーカー引きたいくらい、わたしの知ってる関ジャニ∞のメンタリティで、改めてびっくりした。
彼らは「君と僕」で完結するラブソングの世界より、「おれと世界」の自らを鼓舞する曲や、「おれと頑張ってるきみ」の、誰かの背中を押す曲の世界にいることが多いアーティストだと思う。
4月からこっち、あまりに今の状況にピッタリな曲ばかりでびっくりするけど、それだけ関ジャニ∞は誰かを力づけるためのうたをうたい続けていたってこと。
やっぱり言霊ってわたしはあると思ってて、そういう言葉をうたい続けていくうちに、ちょっとずつ積み重なって擦り込まれて、どんな逆境でも前を向いて顎を上げて、少し上の方を見つめてしっかり歩き出す、そういう彼らを作ってきたんじゃないかなあ、と思っている。
自分のツイートの引用だけど、「関ジャニ∞関ジャニ∞たる美学、泥まみれでも泣きながらでも最後には笑って肩組んで歩いて行くみたいな、絶望に中指立てて、かわいそがりたい周りに向かって「アホかめちゃくちゃ楽しいわ!」って強がってくれそうなところ」が、わたしはとっても好きで。
4月のブログでも書いたけど、こんなに強くてうつくしい男たちを、消費のためにかわいそがる外野は勿論、自分が悦に浸るためにかわいそがっているオタクたちも全員張り飛ばしたいと、今でも思っている。目ぇ開いてちゃんと見ろ、かわいそがる要素がどこにある。
道は分かれた、村上くんの言葉を借りれば「袂を分かつ」結果になったとしても、これまで7人が作ってきた関ジャニ∞のかたちは、音楽は、なにも嘘じゃない。
それを何より証明してくれたのが、レンジャー以外ほんとうにいつも通りの関ジャニ∞を見せ続けてくれた7人の姿勢だと思うし、レンジャーでいろんな気持ちを少し覗かせてくれた愚直なまでの誠実さだと思っている。
8人だったものが7人と1人になって、次は6人と1人と1人になる。
わたしは8人時代を知らない新規だけど、過去は消えないことを知ってるし、すばるがどれだけ関ジャニ∞と言う場所とメンバーを愛していたかも知ってるから、彼の旅立ちを裏切りだとは思わない。残された6人という言い方にわたしが真っ先に感じたのは、彼の責任感だった。自分のためにつくったバンドという感覚も、もしかしたらあったのかもしれない。だとしたらそりゃ今回のことは「自分」と、「残していく6人」になるだろう、だってスバラジの主語はすばるだ。せっかく彼が編集なしで伝えたいといった言葉なのに、そこにまで公人を求めるのは酷じゃないかなあ、と外野ながらに思わないでもない。

わたしがこうして、他担とすばるについてつらつら考えられるのも、きっと自担である村上くんが、わたしたちの目に入るところではいつもどおりフラットな姿を見せてくれているからだろう。
旅立ちを決めたすばるのこと、やすくんの体調のこと、心配なことが重なって、平静でいられないオタクの気持ちは痛いほどわかる。わたしも端くれだ。
でも、だからといってそれが、言い方は悪いけど彼らをオカズにした感動ポルノになってはいないか、そこだけは考え続けていたいと思う。
「もう一切、金輪際、弱音や不安を閉じ込めて」とうたう曲を7人さいごに選んだ彼らのこと。
特に村上くんは、渦中にいる間は弱音を吐かないし、ここ最近はあんまり心配されたくないのかな、と感じているので、全部終わってから本人が何か言うまで過剰に心配するのはやめとこ、というのがわたしのスタンスで。だいたいいつも、落ち着いてからポロッとこぼす言葉で、あああの時しんどかったんだなあと思うし気付けなくてごめんねとも思ってしまうけど、本人の望まないところで勝手にかわいそがってしまうのは、わたしは避けたいと思ってオタクをやっている。「気丈に振る舞う村上くん」が心配、って思うことは彼の意地に泥を塗るような気がしてわたしはとても腑に落ちないでいるというのもある。
好きな人のことだから心配だし、それをツイッターに書くのもわたしに止める権利はない。それを他者に強要してほしくないし、事実みたいに言うのも、なんか違うなあと思う。MUSICDAYのオモイダマ、村上くんが涙目だったって何回か見かけたけど、わたしの記憶が正しければあの人あの曲歌うときだいたい涙目だよ。(かわいいね。)

でも、彼らをかわいそがりたい誰かと、彼らに強くあれと強要さえしてしまいそうなわたしの、どちらが正しいんだろう、と考えないでもない。絶対に正しいものなんてないんだけど。

なんか、まとまらなかったけど。途中で個人的怨嗟が混じったけど。

わたしはこれから進んでいく6人の関ジャニ∞を応援すると決めたし、運よくどこかで出会えるのなら、1人で歩いて行くと決めた渋谷すばるのことも、ずっと好きでいるよと伝えたい。
それぞれの門出が、どうか明るいものでありますように。変わることだらけできっとしんどい今回のツアー、終わってみたら「やっぱり関ジャニ∞やなあ!」と笑えるものになりますように。
楽しむ準備だけしていくから、北海道で笑って会いましょう。進み続けてくれて、ほんとうにありがとう。

それぞれの歩く道を、きみたちが追い越したひかりが照らしていくことを祈って。

はじめての関ジャニ∞ ~ベストアルバム発売によせて~

こんばんは。
前エントリが思った以上にバズっててびびっているわたしです。モノノフさんたちみんな優しくてよかったほんとうに…ありがとうございます…。

エントリへの反応でちらほら、関ジャニ聴いてみたい/見てみたいけどなにから入ればいいか分からない~っていうのがあったので、そういえば5/30にちょうどベストアルバム『GR8EST』発売やんと思いご紹介などしてみる所存です。よかったら何かにお役立て下さい◎

(いくつかリンク貼りましたが、特にアフィリエイトの登録はしていませんのでご安心ください~!)

 

www.infinity-r.jp

えーと、サムネの赤子はどこの子や、から始まるんですけど。
説明しよう!GR8EST BABYとは!メンバー7人の子供時代の写真からそれぞれ平均を取って合成した試験管ベイビー(語弊)である!!!
いやもうなんのこっちゃさっぱり分かりませんが関ジャニ∞基本オタク置いてけぼりなのでもう慣れていきましょう。GR8ESTの特色説明に移ります。

今回のベストアルバムは、前回のベストアルバム『8EST』以降のシングル21曲と、ボーナストラック2曲の収録された2枚組アルバムです。
LPサイズという狂気の完全限定豪華盤を買うとMusic Clip集がついてくるよ!キャンジャニちゃんにもまた会える!やったね!(※キャンジャニちゃん…King『キャンディソーダクラッシュ』のCMのために生まれた関ジャニ∞の公式妹分(ということになっている何か)。告知トラックが渋谷の街を走るなど、新人としては異例の扱いを受けていた)
とりあえず曲だけ聞きたいな~と言う方は3,000円出していただければ通常盤が買えますが、せっかくなので、8,000円と初回コストは高めですが完全限定豪華盤でおじさんたちの顔の良さを楽しんでもらいたいな~とも思います…しかしいかんせんLPサイズ…どないしろと…(フォトブックも付くよ…)(近くにオタクがいたら借りてください…)

で、GR8ESTのいいところは、アルバムを買って公式アプリを落とすと、その曲及びMVが持ち歩けるようになるところです。
公式も配信前なので詳細は分かりませんが、GR8EST BABYを育成するわけではないようなのでひと安心。ただしホーム画面に非実在概念赤子の笑顔が現れます。怖いわ。
楽曲配信のないジャニーズにしたら頑張ってるんじゃないかな~!と思うので、これはよかったらガンガン宣伝して褒めてあげてください◎


で、曲はだいたいわかるからライブ見たいよ~!と言う方には、とりあえず公式にあるライブDVDダイジェストを見ていただいて(自主レーベル移行してからの分しかないけど

www.infinity-r.jp


やっぱりわたしが個人的にお勧めしたいのは最新作かな~。

最新作『関ジャニ'sエイターテインメント ジャム』(楽天リンク開きます)はオリジナルアルバム『ジャム』をひっ提げた5大ドームツアーです。
前半がバンドパート、後半がダンスパートとはっきり分かれた構成になっているので、ある意味では見やすいライブになってるんじゃないかなと。流れが断ち切られてしまうという意見もありましたが、個人的にこのセットリストの組み方は英断だと思います。年上(横山・渋谷・村上)、年下(丸山・安田・錦戸・大倉)に分けたユニット曲がバチクソエモいのでぜひ聴いてほしいし見てほしい!
岡崎体育氏提供『えげつない』の振りはなんとなくももクロちゃんを髣髴とさせるところがあると話題です。笑顔と歌声で世界を照らし出しそうな感じ。わかる。

その1作前の『関ジャニ'sエイターテインメント』はわたしがこの村上くんのビジュアルが好きなので勝手に推します。歌ありコントありユニットあり、である意味一番わかりやすい関ジャニ∞のコンサートっぽさもあり。なぐりガキBEATが初披露でちゃんと踊ってるのもポイント高いですやんまーかわいい!!!!(やんまー:安田錦戸の同学年コンビのオタク内通称のはずだったのに最近安田さんが逆輸入していた。ヤン坊マー坊天気予報のCMより)

お祭り感で言うと十周年記念スタジアム公演の『十祭』はジャニーズメドレーがあって楽しいけど、過去のユニットシャッフルとかもあってけっこうファン還元祭みもあるので難しいところ…。わたしの趣味だけで言うと『COUNTDOWN LIVE 2009-2010 in 京セラドーム大阪』は結構コンパクトにまとまってて見やすいような気がします。メンバーだいぶ若いんでアレですけども。

ふんわりした感じになってしまいましたがそんな感じで、もしこの曲が好きなんだけど何見たらいいとかこういう雰囲気のがいいとかあったらお答えしますのでよかったら◎

そういや私マシュマロ持ってたわ ご活用ください 

言うてジャニーズ事務所なので公式Youtubeなんて気の利いたものはありませんが、経産省と仕事をする男たちなのでプレミアムフライデーYoutubeでそっくりさんパペットが可愛く歌い踊る動画ならご用意してます良かったら見てってね!!!ご清聴ありがとうございました!!!!!(オチだよ!!!!!)

www.youtube.com

最高で 最強の

はじめましてこんばんはこんにちは、おはようございます。


ポルノグラフィティを実家に据えた関ジャニ∞のオタクが、ももいろクローバーZちゃんの東京ドーム公演にお邪魔した話をするので、よかったら聞いてください。

 ~陳謝~ こともあろうに記事内で引用しタイトルにもしたザ・ゴールデン・ヒストリーの歌詞をおもくそ間違っておりました申し訳ありません…!最高で最強のは関ジャニおじさんたちのご挨拶!!!!!お詫びして訂正しますがタイトルはツイートしちゃったのでそのままにしておきますほんとうにごめんなさい!!!お前はなんのためにうたまっぷにアクセスしたんや!!!!!!!


バチバチに渋谷すばる関ジャニ∞に重ねた話をするので、そういうのやめてほしいという方は読むのをやめておきましょう。
前述の通りで、わたしは女の子アイドルちゃんの現場に行ったことがありません。女子ドル界隈の用語が分からないので、これからの記事でたぶん間違った言葉を使います。ご容赦いただければ幸いです。
誰に向かって言ってるのかわかんないけど、基本的にはただのわたしの日記です。


関ジャニきっかけで仲良くなったオタクがたまたま頭の先からつま先までピンクのあーりんちゃん推しだったので、誘ってもらったももクロちゃんの東京ドームに行くことになりました。
ぶっちゃけ発端なんてそんなもん。
5月、まあ現場ないし、女子ドル現場一回踏んでみたかったし、あとあーりんちゃんの顔が好みだし、ももクロちゃん楽しそうだし、行くいく~。
なんかそんな感じで、予習もふんわりYoutube見たくらいで、コールはできたら楽しそうだけど、ぶっちゃけ覚えられそうにないし、まあいいかなあ、とモノノフの皆さんに殴られそうな心持でチケットを取ってもらって。
それが確か2月くらい?だったかな。

でまあ4月15日にそういうことになりまして(前の記事で長いポエムを書いたので割愛)、ももクロちゃんも一人減ったぞ、となって。
4人の初ドーム、これはとんでもないところにお邪魔してしまったのでは、と、暗転してからちょっと足がすくんだ。

そこそこファンの手振りが気色悪い揃い方をする現場で育ってきたつもりだったけど、男性の多い会場の、ぴったり揃ったコールの圧巻さ。ジャニーズ公式のペンライトの光量に慣れた目に刺さる、サイリウムの鮮やかさ!ああやばい、場違いだと真っ先に思った。
思ったんだけど、それはともかくももクロちゃん4人、あまりにバッッッッチバチの美少女すぎません???びっくりした。
可愛いのは知ってたしきれいなおねえさんになりつつあるのも知ってたんだけど、どうしても自分の中のイメージが、メンバーカラーのパニエ穿いてぎんぴかの衣装でエビ反りジャンプしてる元気な女の子たちで止まってたから、私服っぽい衣装で、東京ドームをバックにきゃっきゃしてる映像の4人がもうあんまりにも可愛くってびっくりした。
で、出てきてからもやっぱりめっちゃくちゃ可愛くてびっくりした。玉井詩織ちゃんさん、日本人ってあんなに首と手足の長い状態で育っていけるんですね?なにあれ?(褒めてます)
場違いだなあと思ったけど、でも楽しいのは嘘じゃなくて、スタンド3塁側のステージ近くの席だったからスピーカーの柱でほとんどステージ見えなかったしモニターも斜めってたけど、それでも4人がドームをめいっぱい沸かせてた一部になってたつもり。

ももクロちゃんみんな、モニター用カメラへのキメの仕方がめちゃくちゃジャニーズでけっこうびっくりした。
歌った後ぱちってカメラに目を合わせて小首を傾げてキメを作るしぐさ、それめちゃくちゃ見たことある~~オタク好きなやつ~~!となるなどしました。BIONIC CHERRYのれにちゃんのキメがバチクソジャニーズでめちゃくちゃアガったんですけどどこの歌詞だったか自信がない、きみの魂もう抜かれたよのとこかな?あの歌詞ちょうかっこいいですね最高。
女子ドル当たり前なのかもしれないけど、みんな歌った後にニコって笑うじゃないですか?あれがめっっっちゃくちゃ可愛いな~と思って。最近はやってるちょっと濃い色のリップがすごい似合う、そんな女性になってたんだなあ、と、自分の中でももクロちゃんが全然更新できてなくて自分でびっくりした。そりゃそうだ、全員成人した少女たちで週末アイドルだよ。まさに。

ドームが音響クソなのなんてもうオタクには周知の事実だと思うけど(そして関ジャニ∞さんはそれをカバーすべく視界度外視でスピーカーを増やしてオタクを泣かすわけですが)、左耳から聞こえる生音バンドの音と彼女たちのボーカルは、めちゃくちゃ気持ちが良い素敵な音楽だった。
ももクロちゃんのお歌に対して過小評価していたなあ、と、たいへん反省した。
夏菜子ちゃんの声は大サビですこーんと抜けるタイプの強さを持ったあかいろの声だったし、あーりんちゃんの声のアイドルっぽい癖とまぶされた装飾はいかにもピンクいろだった、詩織ちゃんの安定した間違いのないまっすぐした発声は4人を繋ぐきいろで、れにちゃんの少し細いけどぴんと響く声は3人の頭上をふんわり抜けていくむらさきかなあ、と、なんとなく思ったりもした。

途中で足が痛くなってしまってサイリウムを友達に預けて座って見てたんですけど、サイリウムの上下とかコールとか、そういうことを一回横に置いてから見ることだけに集中したらもう次から次から押し寄せる力強い歌詞にぶん殴られるのなんの。

進め、行くぞ、吼えろ、歩いて行こう、「荒れ果てた海原に航海に出て後悔はない」。
2日目のセトリは、どっちかっていうと古参に向けた、わたしたちは行くよ、って意思表明だったのかなと思ったりしたんだけど。
もうごめんなさいほんとにめちゃくちゃどうしようもなく、4月15日のわたしたちのあかいろのことを重ねてしまって。
ああ、わたしより年下の、関ジャニ∞よりひとまわり以上年下の女の子たちがこんなにも鮮やかに、これからの未来をうたうのに、わたしがここでびびっててられるか、と思った。
ほんとももクロちゃん戦闘力高い曲多すぎません?何あれ?エナジードリンク点滴で入れた?って、冗談言ってられないとやってられないくらい、どうしても背中を押されてしまってたまらなかった。

そもそもわたしは女の子のユニゾンの声を聞くと反射的に泣く謎の体質なので、正直1曲目のZ伝説から既に泣きそうだったんだけど、さすがに明らかに初見の女が1曲目で泣いてたらさぞ気持ち悪かろうと耐えたところがあった。
あったけど、ゴールデンヒストリーの「最高に 最強で」でいつもの締めのご挨拶が過り、関ジャムでうちのあかいろが躍ったココ☆ナツでああすばるのダンスはもう見れないんだなと思い、DNA狂詩曲の「背中押してアゲル 蹴ってアゲル」でなんちゅう強いおんなのこたちだと背筋が伸び。
青春賦で、ももクロちゃんに押し付けちゃダメだすばるのこと考えて泣いたらダメだと思ったのにま~~~~~~~~~~~~~~~~~~泣いた。死ぬほど泣いた。あんなんダメです。泣くなとか無理無理。
「何億光年の孤独? 僕ら 離れ続けたってさ 宙の底から見れば くっついたままだ」
無理オブザイヤー受賞でしょうこれは。おめでとうございますありがとうございます。
いや無理でしょだってわたしの中でいちばんぼしと言えばすばるで関ジャニ∞と言えば宇宙みたいなとこあるのにここで宇宙の話されたらダメでしょ。ダメです。
ライティングがぼんやりジャムコンの青春のすべてに重なったりもして、「それでも ただひと筋に 僕たちは 歩いてゆこう」で、ああそうだな歩いて行くんだな、って思って。
誰一人立ち止まってない、ここから先に向かっていくんだ、だからアイドルはつよいんだ。
クローバーとダイヤモンドの歌詞でももうベロッベロに泣いたんだけど、ダンスがちょっとノスタルジアに重なるものを感じて、しかも人数も4人で、すばる退所に寄せた年下4人のコメントを思い出しちゃったりして、せっかくのももクロちゃんライブなのに、わたしはほとんどすばるのことを考えてたんじゃないかと思う。もうすばるくんにわたしのチケット代出してほしい。(?)
クローバーとダイヤモンドはMV見ましたけどめちゃくちゃ可愛かったのでリンクを貼ります。ももクロちゃんたちめっちゃ美人じゃない?最高可愛い。すごい。(どうでもいいけどサムネの勢いとMV冒頭の温度差に風邪ひくかと思った。サンバて)

youtu.be

 


最後のMC、れにちゃんが泣いてるのを見て「笑顔が一番れにちゃん!」のコールにわたしが無性に泣きそうになる理由が分かった気がした。あーりんちゃんの「あーりん」を全うしている姿に、ああなるほどこりゃわたしの友人が推す女だわと思った。怒ってくれていいけど「ももクロ、いいだろ!」に亮ちゃんの「すばるくんに「どうや!」って言える僕らでありたい」を重ねてしまって一回涙腺が死んだ。詩織ちゃんの必然の4人と言えるまでにどれだけのことがあっただろう、と思って、6人のドームを少しだけ夢想した。
夏菜子ちゃん、これから関ジャニ∞にいなくなる色と同じ色のサイリウムの海を泳ぐ女の子。その彼女が、目の前が真っ暗になっちゃったとき、みんなのペンライトを目当てに、そう言ったのがもう、たまらなかった。
そのとき会場はほとんど赤色に満たされていて、五万人弱が彼女のためのあかいろを握り締めていて、そんな彼女ですら真っ暗になった視界があって、そんなときに縋るのがファンが彼女のために灯すサイリウムの灯りだって、そんなすごいことがあるか。
アイドルが最強、そう言い切った彼女の、彼女たちのきたアイドルの道はきっと平坦じゃなかっただろうし、これからだってそうじゃないかもしれない。
でもきっと今まで彼女たちが歌ってきたアイドルのうたは彼女たちのゆく道を守るだろう、わたしはそう信じたい。

そして、わたしは関ジャニ∞のオタクなので、これからアイドルして進んでいく6人と、アイドルじゃない道を進んでいくひとりの足元を、7人で、あるいは8人でうたってきたアイドルのうたが守っていけばいいとも強く思っている。


5人のももクロちゃんを知らない女がはじめて生で見た4人のももクロちゃんの現場が、今回の東京ドームで良かったなあと思う。
こんなバッチバチの決意表明を見せられて、おんなのこたちの強さを感じて、負けてらんねえぞと思った。何にかは知らんけど、でも、絶対かわいそがられてやらねえ、と思った。
職場でジャニオタ隠してないから嬉々として「関ジャニやばいやん」とか、無神経な野次馬から言われるんですけど、その度適当に泣いちゃうからやめてください~とか返してたんだけど、もうそういうのやめようと思った。これからの新しい旅路に、ほかでもない彼らのファンであるわたしが泥を塗るのは絶対に違う、と思わせてくれた。

世界のももクロナンバーワン、そう言えるモノノフさんとももクロちゃんに、ただの関ジャニ∞のオタクがめちゃくちゃ元気をもらってしまった。
モノノフじゃないからメンバーからの呼びかけにわたしが応えていいんだろうか、って何回か迷っちゃったりもしたけど。でも、来てよかった。
アイドルとアイドルオタクの相思相愛の空間の空気を吸ったらほんとにめっちゃ元気出た。負けてらんねえ。

コールわかんないけど、ペンライトのタイミングわかんないけど、きっとわかったほうが数億倍楽しかったけど、それでも顔のいい4人の女の子が歌って踊ってるのを見るのは超~~~~~~楽しかった!
おまねきどうもありがとう、そして、最後になっちゃったけど、10周年おめでとう、これからも!

 

参考:

natalie.mu

いちばんぼしのゆくすえ

2018年4月15日、午前11時ちょうど。
関ジャニ∞のメインボーカル・渋谷すばるが、ジャニーズ事務所を退所することを発表した。

その数日前にクソみたいな週刊誌のクソみたいな脱退記事を鼻で笑っていたので(よかったら検索してタイトルだけ見てほしい、退所するのが事実だって分かっててもクソすぎて笑うから)、嘘でしょ、しか出て来なくて。
きっと本人たちの本意でないタイミングで発表されたこれに、もはや怒りさえ沸いていた。彼のために用意されていたはずの舞台に、泥を塗んなよ、と。

メールで指定されたジャニネのアドレスには、退所するすばる、送り出すメンバー、全員のコメントがそこにはあって、ぜんぶ読んで、ああそうか、って思うしかなかった。
反論の余地がなくて、ただ、いつかすばるがここを去るなら、それは関ジャニ∞全員がここを去るときなんだろうと思ってたから、ああ、ひとりと6人に分かれてしまうのか、と思った。

メンバーのコメントも、そのあとの会見も、ほんとうに、完膚なきまでに下世話な憶測全てを正面から殴って行った。
バラエティが嫌でやめるわけじゃない、誰かと揉めてやめるわけじゃない、メンバーは彼を引き止めて、それでも、家族より長い時間を過ごした大切な存在より追いたい夢ができた、だからジャニーズ事務所を辞めて、結果的に関ジャニ∞からいなくなる。本人からこれが聞けた、それはきっと幸福なことだ。
ここを旅立っていくひとりのために、(やすくんはやむを得ないけれど)全員が集まって、どういう気持ちでさよならを決めたのか、それが本人の口から聞ける、きっと異例であろう退所会見。
決してすばるをひとりにしないところも、ああ、わたしの好きな関ジャニ∞だなあ、と思って、思ってしまったらもうだめだった。駄々を捏ねることができなくなった。だってこんなときでも、このひとたちはめちゃくちゃにかっこよくて、それは7人全員が同じで。なんでどうしていやだよを、このひとたちが好きだなあ、が追い越していってしまった。やられたなあ、と思った。
だけどわたしはずっと無責任に、7人はみんな、道のりは違えど同じ夢を見続けてくれるんだと信じていたから、一番『関ジャニ∞』というアイドルを愛しているように見えていたすばるが、違う夢を見て、そこに向かうために6人と違う道を歩いていくことを信じられなかった。
でも、きっと、関ジャニ∞を次に抜ける人がいたら、それはすばるで、理由は音楽のための自己の追及だろうな、とも頭のどこかで思っていた。彼はどこまでもまっすぐだから、一つ愛するためにはもうひとつを抱えきれなくて、そうなったときに、曖昧な形で関ジャニ∞を置いていけないくらいあの場所を愛していたことも、一方的に知っているつもりだ。
彼が関ジャニ∞を手放す日が来るとは思っていなかったけど、アイドルを続けながら、自分の求めている音楽の輪郭を掴んでいくことができるほど、器用な男でもなかったんだろうなあ、ばかだなあ、ちょっとくらい自分と周りに嘘ついたっていいんだよ、って、ちょっとだけかなしくておかしくなる。できないんだろうなあ、きっと。
36歳になって、いま、きっぱりと自分のための選択肢を掴んだことで、大倉くんの言うように他の6人の人生を狂わせても、それでもそっちを掴み取った、その決断がどれだけ大変なことか、外野にはわからない。わからないからこそ、どうかその道が少しでも優しくありますようにと願ってしまう。

親友の出発をほんとうは引き留めたかった横山さんも、なんでや、いややから始まったけど最後は幼馴染として背を押した村上くんも、こういうときあまり多くを語らないまるちゃんも、一緒に走れて幸せでしたって言うのにバイバイは書かないやすくんも、並び立っていたツインボーカルとしてじゃなく、後輩としてコメントするりょうちゃんも、全然納得いってねえぞって全身から主張して、身勝手な選択って言い切って、そのくせメッセージには好きだったところを羅列した大倉くんも。
みんなみんな、これからもすばるくんと一緒に走って行こうとしてたんだよなあ、まんなかを、すばるくんのために空けてあったんだよなあ、って思うから。
せめて少しでも、ひとりと6人の歩き出す道に、たくさんの希望が転がっていますようにと。彼らがいままで過ごしてきた時間と作ってきた歌と、そういうたくさんのものが、彼らの旅路を守りますようにと。

今までたくさん歌ってきたアイドルの歌が、これからの彼の行く道を守りますように。

 

 


わたしはここけしから入ったオタクで、そこからそろそろ5年くらい、彼らを追ってたことになって。
ずうっと関ジャニ∞の真ん中に立ってた、まっかな魂のうたうたいを見てきて。味園に出会うまでのギラギラした、ナイフみたいだったすばるも、味園に出会ってからの、しなやかでやわらかい笑い方をするすばるも、年に一度は必ず、現場で見てきて。
ここ2年くらいでものすごくアイドルを楽しむようになったように見えた彼が、心からグループを、グループの真ん中で歌うことを、音楽を作ることを、そしてそれを披露する空間を愛していたことは痛いくらい思い知っていたから。
あんなに愛してるように見えた関ジャニ∞以上の夢を、彼が追うならそれがすべてなんだろう、理屈も綺麗事もわかってる。
だってあの人の人生だ。それでもやっぱり、どうしても、いやだなあ、と思った。

いちファンであるわたしが、いち個人としての彼の夢や展望を、さみしいから行かないでよやめてよと止めることなんてできないのはわかってるけど、それでもやっぱりわたしは、彼に『関ジャニ∞渋谷すばる』でいてほしかった。
うちのうたうたい、かっこいいでしょうと胸を張っていたかった。大きなドームの、お世辞にも恵まれてるとは言えない音響を捻じ伏せるだけの声を、もっと聴いていたかった。
ああ~~~~~やだな~~~~~~~ほんとうにやだな~~~~~~。
ぶっちゃけ最初はすばるくんの癖のある歌い方がめちゃくちゃ苦手で、彼を神格化するオタクも、どう見てもすばるくんのわがままに対してゲロ甘なメンバーのことも理解できなかったんだけど、ずうっと見てるうちに、彼の美学というか、大事にしてるものにあまりにもブレがなくて、ほんとうにだいじなものを真ん中に据えてるから、それ以外に構う余地がないんだな、って自分の中で解釈できるようになって。
気がついたらもう大好きになってたんだなあ、って、今日改めて思い知った。

すばるくん、どんどんかっこいい36歳のおとこのひとになるなあと思ってて、これからが見られるのをとても楽しみに感じてたので、そのこれからをばつんと切られてしまうならさみしいな と思う。でも、かっこいいおとなになるにつれて、どんどん、関ジャニ∞から離れていってたのかも、と思う。
でも、あんなに完璧な覚悟を、2年かけて見せられてしまったら、引き留められるだけの理由ももうないのが、本当に悔しい。
彼が心を決めたのは1年ほど前だったと語っていたけど、だからといって彼が関ジャニ∞として歩んできた14年間に嘘はなかったと、そう信じていたいので、わたしは自分に都合の良い解釈しかしない。
だから、ああかっこいいな、すきだな、素敵だな、と思ったあの瞬間の渋谷すばるはずっと、ジャニーズのアイドルとしてまっすぐに背筋を伸ばして愛していた渋谷すばるだと、今も盲目的に信じている。信じさせてくれるだけの準備をくれた彼ごと、ずっと信じていくんだと思う。
彼を好きでない一部のファンがよく言うダンスだって、肩で息をしても「踊りながら歌う」ことを全うしてた渋谷すばるは疑いようもなくジャニーズのアイドルだったと、わたしはずっと思ってて。きみは苦手だっていったけどね、あなたのダンスがとても好きでした。これからもずっと好きです。華奢な身体で、わかりやすいジャニーズの男の子のダンスをするすばるが、とても。

宇宙に行ったライオン、アルバム曲なのに頻繁にセトリに入るからきっとすばるが好きなんだろうなあって思ってて。
ジャムコンのライオンは、今までのどの演奏より完成されてて、映像もとてもきれいで、円盤で見たらピースサインするすばるがいて。
みんな演奏に必死だったFIGHTのとき、まだガリガリ何かを削り取るようだったJUKE BOXのとき、どれとも違う、軽やかに宇宙に駆け出すライオンが、そこにはいて。
退所を知ってから映像を見直して、ああ、わたしたちの美声の野獣が、住み慣れた彼のやさしい檻から出て行ってしまうんだ、と、呆然とした。
限界なんか壊して、遠くへ、とおくへ。少年が指差した宇宙に、駆け出していってしまった。
ライオンはすばるの歌だって勝手に思ってたから、6人の関ジャニ∞で演奏する日がきたとしたら、もしかしたらその時は、その時だけは、不在の赤色のことを思って泣いてしまうかもしれないな、と、まだ来ない未来を勝手に思っている。身勝手なファンだから。

すばるはただ音楽がしたかったのかもしれないけど、彼の持ってるカリスマ性というか、生まれたお星さまがそれだけをすることを許してくれなかったのかな、と思うことがよくあった。あまりにもきれいな顔で、きれいな声で、へんなのに真っ当で、たくさんたくさん愛されてる人で、可能性がありすぎたから、音楽だけを愛することを許されなかったというか、なんか、だからこそ、ようやっと音楽と結婚するまでの、これはあまりに贅沢でやさしくて残酷な、猶予期間の夢だったんじゃないか、とか、そんな怒られそうなことを考えている。
味園が、関ジャムが、すばるに示した音楽の可能性は関ジャニ∞をたくさん大きくしてくれたけど、ちくしょう連れて行きやがって、とも、思うな、正直。
ロッテルダムで出会った音楽に目を輝かせていたすばるは、あそこで自分の音楽の夢の輪郭を掴んでしまったのかもしれない。ああちくしょうなんてことしてくれたんだ、と思うけど、でも、彼が愛する音楽を追いかける腕を掴んで檻の中に閉じ込めてしまいたいと思ったことなんてほんとうに一度もなくて、ただ、開閉自由の自動ドア付きのすみかに、ただいまーって帰ってきてほしかっただけなのに、って思ってる。
それができないから、渋谷すばるは、ジャニーズ事務所を退所する。

クソ週刊誌の脱退理由に触れたインタビュアーに、目元を緩めて、歯を見せて、「責任を持って否定させていただきます」って笑った声の優しさが、今は一番しんどい。
あんな安心させるみたいな笑い方と声で、やさしくされてしまったら、もう太刀打ちできないじゃないか。ばかやろう。

すばるはコメントでも会見でも、ひとことも、関ジャニ∞を脱退します、とは言ってなくて。
ファンのエゴだし本人の枷になるって言われてもいい、それでも、夢の実現のためにジャニーズ事務所を退所せざるを得なかったから、結果論として関ジャニ∞を脱退するんだ、って思いたい。
まるちゃんが、「すばるくんがいる関ジャニ∞、そうじゃない関ジャニ∞という形で進んでいくとは思うんですけど、エイトであるということは事実なんで」ってコメントしてるのも、そういう思いでいていいのかなあって思わせてくれた。
わたしにとって、すばるくんはひとりで歩いていってもずっと、関ジャニ∞のメインボーカルで、真っ赤な衣装が誰より似合う、いちばんぼしの渋谷すばるだって、今日この日ははっきりと思っているから。
さよならじゃない、まだあと数か月、少なくとも関ジャニ∞での活動は約束されてて、間違いなく彼は最高の仕事をわたしたちに見せてくれる。

村上くんが「袂を分かつ」って言ったのはびっくりしたけど、それくらいの覚悟を持って背中を押したんだろうな、あとちょっと、怒ってるんだろうな、と思ったりもした。
これから、ってときに、きっと死ぬほど説得しても曲がらない真っ直ぐな目に負けたんだろうから、ちょっとくらい怒っててもいいよ。幼馴染なんだから。
ちょっと怒って、それからまた、なんにもなかったみたいに馬鹿な話で盛り上がって、できたら少しお酒を飲んだりして、遠い先でいいから、その話を聞かせてくれたらうれしいな。
いなくなったひとのことを腫物みたいに扱わなくてもいいんじゃないかな、と、すばるのことに関しては特に思う。こんな円満退社、最近では聞いたことないから。

ポルノグラフィティのファンもやってる身なので、送り出した後の側が、おなじ名前の船で活動を続けていくことの大変さは少しだけ分かっているつもりではある。
すばるという音楽面の支柱を送り出してなお、関ジャニ∞を続けますと覚悟を決めた6人の決断には、ほんとうに感謝しかない。
互いに平坦な道ではないけど、頑張ろうねって言い合えるような彼らでありますようにと祈っている。
暑苦しいことを恥ずかしげもなくまっすぐにやり通すすばるが繋いでいた関ジャニ∞のてのひらはきっとあって、あの小さくて薄いてのひらを失うことが、ほんとうはとても怖い。これからの関ジャニ∞のビジョンにすばるがいないだけで、こんなになにも分からなくなるものかと思う。こわいけど、生きていくなら進まなければならないから、残酷だけど。

できたらもう少し一緒の夢を見ていたかったけど。いってらっしゃい、何年後かに、当たり前の顔をして、冠番組のゲスト席に座るあなたがいることを夢見て、ほんとは超嫌だけど、それでも背中を押させてください。
たくさんの愛をありがとう。