キスよりもっと熱くならないか

バカになろうぜ!!!

上を下へのジレッタ:2017年6月17日 ソワレ

そんな気付きから始まるブログですこんばんは。
前回の記事はいちおう考察のようなものを書いてましたが今回マジでただの門前市郎本気愛女の感想で日記だからなんかごめんなよろしく!!!!

 

わたしにとっての千秋楽を終えてきました。4日ぶりのジレッタ。さいごのジレッタ。
ほんとうは6/12がさいごになるはずだったのですが、幸運にもお声掛けを頂いてまた会場に入ることが出来ました。

先日アップしたブログを書くにあたって、門前とリエの関係性についていろいろ考えてからのぞんだジレッタでした。台詞とかいろいろ記憶違いがあったので修正しています。

cute-next-to-toypoodle.hatenablog.com

あととても上手に舞台版のあらすじをまとめていらっしゃるブログがあったのでわたしの偏った感想読む前にこちらを読まれるととてもいいと思います(リンク許可ありがとうございました!)

musicholic.hatenablog.com

 

 

6/15、6/16と連日のお休みだったこともあってか(横山さんはヒルナンとMステがありましたが)、カンパニー全体の声の出がめちゃくちゃよかった気がします。誘ってくださった方も「11日は正直声が全然だったのに、今日は全然違う!」と驚いていたほど。東京公演ではM1で伸びきらなかった声が、最初からきちんと伸びて奥に届いている。ピロティの縦横に広い、コクーンとは全く違う形の劇場をたっぷり満たすだけの声量だったと思う。主演びいきなのでどうしても横山さんにフォーカスしてしまいますが、17日の個人的MVPは銀粉蝶さんだったと思います。郁子声やべえ(観劇時のメモより)

 

門リエのはなし

冒頭のツイートについてですが、4回見てやっと気付いたんですよ、リエに離婚を切り出すとき、門前が「いい機会だリエ、お前とも離婚しよう でかいことをするにはでかい犠牲が必要なんだ」って言ってることに
だから嫁大好きか!!???!???!???!?
いやあびっくりした…こんなん言ってたっけ…言ってたな…聞き流してたわ…びっくりした……。門前にとってリエと別れることはでかい犠牲なんだ…そう…へえ………。あと原作ちゃんと読んだら何気に5年も契約結婚続いててそっちもびっくりした……。
M10でジレッタの夢を語って現実的な部分を散々リエに突っ込み入れられてる構図からも薄々思ってはいたんですけど、門前、けっこう夢見がち男子なので、ディレクターをやめて、次の仕事で成功したらリエをもう一度取り戻せると思っていたのでは…????帰ってくるって無邪気に信じてた?だって『おれの女』だから…??????(また自分で自分の墓穴を掘る)
西部劇のジレッタのシーン、二人にとっては初めてのジレッタ体験だから、ジレッタの中でわりと本音に近い動きをしてると思うんですけど、囲まれたとき迷いなくリエに手を伸ばして自分の後ろに庇う横山市郎さんマジで天性のタラシすぎてしんどみが強い。リエもリエでちゃんと掴まってるししんどい。手術のシーンの後「リエ!」って叫ぶのもしんどい。だから嫁大好きかお前は……。わたし個人的に横山さんのことをナチュラルボーン元ヤン紳士って呼んでるんですけど、元ヤン紳士ぶりをいかんなく発揮してたシーンだと思ってます。あと会見でチエの背の高さに合わせてマイクの高さ変えてあげるシーン。
ジレッタに入るときにお互いの方に向いて頭むけて俯いちゃうの、つむじがウルトラスーパーキュート。17日はリエが門前の肩に頭ぶつけちゃってた?みたいに見えてなおのことキュート。当たり前なんですけどここで二人の肩幅の違いに気付いてたまらなく萌えます。門リエ、そんなに派手な身長差がないぶんこういう男女差が門チエほど意識できないぶん不意打ちがたまんないなあ! 
西部劇のジレッタの前、リエのマンションで「おれの周りにはもう誰もいない」って弱音を零すシーン、17日は「ハァ」って溜息をついてからがっくりうなだれてて、なんかめちゃくちゃ人間ぽくって最高によかった!虚勢みたいなキスシーンではリエがちゃんと門前の肩に右手を添えてて、電話が鳴ったときに小さく舌打ちして、気まずそうに電話の方にリエを押しやるのも空気が生々しくてよかったな~…。リエも流されそうになってたから(添えられた手でそのイメージが強まってた)、電話を取りに門前から離れるときちょっと気まずそうにしてて。今まであのキスシーンあまりに唐突で「うんうんフリーダムちんぽのクズイメージつけるチャンスここくらいだもんね」って見てたんだけど、17日はしっくりくる感じで自分の中で腑に落ちた。しかしなんか17日は門前が舌打ちしてた印象が強いなあ。

M10、「あの小百合チエの時の顔にたまらないほど妬いてるのよ」ってリエが認めるの何気にすごいよなって改めて思った。ジュネーブでも「最初からこっちのお顔が相手なら、あたしもあいつの前で醜態晒さずに済んだってことよ」って言ってるし、リエにとってはチエの顔がかなりコンプレックス刺激されるポイントだったんだな~。自分が美人だからなおのことかしら。
きっちり別れてやるから、だから、お前はおれの傍にいろ」の「から」がめっちゃ優男で声が甘いのすごいよかったな~~~横山さんの芯が甘い声がとっても大好きなのでタラシの役もっとやらせてほしい~~
6/12ではやってなかったんですが、「おれの傍にいろ」の「お」をちょっとどもった感じで言ってたのが門前のちっさいとこ出ててよかった~!5/20で気付いて好きだなと思ったポイントだったのでうれしかった!
跪いて手を取るシーン、門前っていうか横山さんの手がでけえな~と改めて思ってたんですけど、手が余るからなのかなんなのか、リエが取られてない方の左手をそっと添えてて萌えでお湯が沸くかと思った。危なかった。気付いた瞬間体温めっちゃ上がって引くほど汗かいた(どんだけ)門前の親指の付け根のへんにそっと添えられてる左手かわいい…リエかわいい…。あとやっぱり親指でリエの手の甲擦ってたえっちか…。「条件があるの 小百合チエと別れて」でぎゅ~~~って手を握るとこ、門前がちょっと笑っちゃってるのもコミカルにいちゃついててほんと勘弁してほしい。ほんまになんで別れてんあんたら。あと原作だと結局門前って一度もチエのことまともに抱けてなくない?(ガス欠でチエがのびちゃうから)セフレのリエのがつよくない?そういう問題じゃない?そうか?そうね

M17『ありふれた男』でリエに「大金持ちに 取り入って/政治家にまで 媚び売って」って指摘されたところで座り方を変えて頭掻きむしって舌打ちするのがとてもよかった。それまで片膝立ててかっこいい感じに座ってたのに、両足とも段差の下に置いちゃってどんどん虚勢が剥がれていくの。「でも今は?」で立ち上がったリエは、門前市郎の過去を置いていってしまおうとしてるようで泣けるしここの掛け合いお互い一歩も譲ってなくてお互いの歌にかぶせちゃうくらいの勢いなのがプライドエベレストカップル門リエの真骨頂~~~!!!ってなる…ちょっと譲れよお互いに…5年間どうしてたんだよマジで…。「本当の俺は……」で怯えた目をするのも最高だったなあ、リエの言葉で初めてジレッタに浮かされて今までの門前市郎から離れてしまったことに気付かされたんだとしたらなんて哀れで可愛いひとなんだろう…。「俺が必要なんだ」でびっくりした顔をしたリエの気持ちを知りたい。わたしは門リエにずぶずぶの女なので、あそこの歌が「俺には君が必要だ」って訴えにしか聞こえないんだ…病気だから…。
M20『ただ1つの真実』に入る前、リエが「何が望みなの!?」って叫ぶけど、それに対する返答が「Tell me, "I need you"」なのほんっっっっとやってらんない 望みがリエに「あなたが必要なの」って言わせることで、それがかなえば世界最後の日のジレッタを止めるつもりだったとしたらあまりに矮小であまりに不器用でほんとうにかわいそうでかわいい…なんなの…。17日は横山さんの声が出すぎてて二人のハモちょっとバランス狂ってた気がしたけど、それも門前の想いや勢いが強すぎたせいかもな~と解釈で来て舞台の面白いとこだなと思っています。これまではバランスよくハモれてて、それはそれで今までの門前とリエの結婚生活とビジネスパートナーぶりを表してる感じでよかったし。結局なにやっても褒めてる。

6/17の門前 と ラストシーン

なんか大阪公演では門前が喋り方ちょっと子供っぽくしてる?ような気がした。門前プロの会見で竹中社長に「それはあなた方が無能だからじゃないですか~?」、有木社長に「これがジレッタで~す」、リエに「今なら仲間に入れてやってもいいぞ~」。かわいい。小学生か。声と言えばNDA放送総局長になってあきらか調子乗ってた時の声もわかりやすくて可愛かったのに、リエの再婚聞いた途端「誰と」で年相応のひっくい声になるのも最高だったな~って結局門リエ…。

M12『ハロー・ジレッタ』、門前がシャフ度繰り出しまくりで次元に迷いが生じまくり。あほほど落ちてくるキラキラの洪水の前に一人だけ立つのがほんとうに主人公!て感じで、他のキャストはキラキラの壁の後ろにちょっとだけ見えてて、でもはっきりは見えなくて、世界のピントが完全に門前に合ってる感じ。最高。ここの写真をなんとか公式に残してほしい…………
あと今更ですけど大阪公演からタートルネックの素材変えた?汗が滴らずに吸収されてた気がする。谷間の辺りが汗でびっしょり色変わってたけど。
双眼鏡導入して、台詞ないとこでも門前が結構細かい芝居してることにやっと気付けたんですけど、M05『Fake Star』、チエが立ち上がって歌いだすところでちょっとびっくりした顔して一回立ち上がって、チエの歌を見守って納得したみたいに頷いてまたソファに坐りなおすのとかめっちゃよかった…門前P……M08『偽りの代償』では謝罪しろ!って迫られるシーンで「違うんだ!」って叫ぶようになってたり、ジミーを呼ぶところでまっすぐ客席の後ろに視線を向けるようになっててこれもとてもいい。

コクーンで観たとき、馬場さん演じるジミーが二階席までしっかり視線を飛ばして歌っていらっしゃった分、門前がマジで一階席の前の方にしか視線むけれてないのがめっちゃもどかしかったので嬉しい収穫でした。目が合った!って最後列が思えるような視線。
M08、怯えたみたいに頭を抱えて息を漏らすの、M22『Ave DILETTA』でも思ったけど横山さんとっても上手だな~と!やりすぎると変に見えるけどそう見えないバランスがよかった~◎
M14『アイドルの逆襲』の前、竹中社長に向けて「見るというより味わうんです」ってジレッタの説明をするときもふっと客席に視線を向けてて、ウワッ、またジレッタと現実の境界があいまいになった…!ってめちゃくちゃ興奮した~!!!良い!!!

チエが死んだあと山辺に詰め寄られて初めて漏れた弱音、「俺の専門はフィクションなんだ、現実のことは何ひとつ説明してやれない!」今まではここの句読点はエクスクラメーションマークだったのに、17日は「してやれない…」って、力なく呟いたんですよ。この演技いつから変えてた?少なくともこれまでの3公演は違ったのに。千秋楽の3日前に演技プラン変えてくるって正気か?????自棄になって叫んでたのから、絶望が色濃くなった演技の変化、めっちゃ興味深かったのでどういう意図なのかほんとうに知りたい。

そして6/17のジレッタで特筆すべき点というとここだと思う、最後のさいご、ジレッタに呑み込まれていく門前が手を伸ばして叫ぶ「現実!」が、無音だった。
ジュネーブでチエからリエに平手打つ時のSEが出てなかったりしたんでたぶん単純に音響ミスだと思うんですが(よりにもよってなんでラストの一番大事なとこで…)、「現実!」って、唇だけが動いてくっと顎が天を向いて、そのあと「ヒィッ」って怯えたような息の音だけ残して消えて行った門前は、絶望感が強くてとってもとってもとってもとってもよかったんですよ。
ここに関しては賛否両論あると思うけど、こういうラストシーンだったんだよ、って説明されたら納得できる終わりだったと思う。最後に言葉すら残すことを許されずに消えて行った、ジレッタに踊らされた一人の男の末路。
Ave DILETTAで山辺とチエが手を取り合って消えていく、あそこは二人のバージンロードだったのかもと思って観ていたので、そりゃ最大の邪魔者である門前は声を出すことを許してなんてもらえないよね、と納得できてしまう。そんな最後。
門前が「現実!」と叫んで、愛していた虚構の世界じゃないもう一つの世界に手を伸ばして終わるからこそ区切りがついていたので、放り出されたような不思議な感覚のまま、カーテンコールで拍手をしていました。

ご覧くださいこの混乱ぶり。おかげさまで昨日は無意味に泥酔して爆睡したわ。

ジレッタは始まりと終わりが車の走る雑踏の音で、さあ始まるよー!さあ終わるよー!っていうわかりやすさがあんまりない舞台だなと思ってたんですが(客電も徐々に暗くなるし、門前が消えた後カーテンコールみたいに出てきて衣装のままで一曲歌うし、それがパンフに『M23 上を下へのジレッタ』として曲目にあげられてるし)、17日は門前が幕を引けなかった分よけいにその混濁が強まった気がする。

 
「まさかこれも、ジレッタか?」

結局どこからがジレッタだったんだろう。山辺にレスキューが来たところからか、ジミーがチエに食いついたところからか、第二幕からか。
けっこうトントン拍子にいってたジミーのあたりからかな、と思っていたりするんですが、有木社長が登場して首相と繋がってしまったあたりから門前のジレッタにはほころびが生まれていて、思い通りにならなかったどころか肥大化したジレッタに乗っ取られてしまう。ジュネーブでチエと山辺が冗談みたいに言ってた「誰と喋ってるのかしら」「自分で自分を天才って言うくらいだから、頭おかしいんだ」は、気が狂い始めてる門前の示唆か?とか深読みしだすと止まらないんですが、最後はただ門前の気が狂っただけで、山辺もチエも、リエも、ジミーも、みんないつも通りの日々を過ごしているのかもしれない。

「つづく…」「おしまい」、あの看板が出なかったら、区切れなかったかもしれないな、と思って、いまちょっとぞっとしています。

 

音源にも映像にも残らないし楽譜すら出ないなんてほんと世界の損失だと思うから、何らかのしがらみがどうにか軽くなんないかなー。でもああやって幕引きして終わってしまってこそのジレッタという気もするなー。
こんな必死になって追っかけた舞台はこれがはじめてでした。「有難う またね 気をつけて」。

明日の大千秋楽、大きなミスなく、怪我なく、キャスト、スタッフ、ジレッタに関わったすべての皆さんが悔いなく終えられるものになりますよう。さよならジレッタ!

 

以下記事に入れきれなかったメモとか萌えポイントとか

・M1の「あんた 昨夜の夢につべこべ言うか?」の「あ」に置くアクセントが非常にいい
・「「上手に騙せ」とあなたは言う」の「あなた」のがなり方!
・口述筆記のシーン「「信じていいの?」メグミは小さく呟いた」の「信じていいの?」をちゃんと演技してた
・電話なのに門前邸に入ってこようとするプロデューサーを手で払うリエ/12
・「サインはしたか?」の声が優しくて甘くてわけわからんこのタラシめ
・「くれぐれも落っことさねえようにな、自分自身は」完全に今後の展開の示唆だよなあ…。
・『安全第一』の看板があるからみんな電話取る唐突さに笑うけど、既に工事現場の背景は消えてるからあそこはもう別の場所で、門前の意識だけがあの工事現場から逃げられていないだけ?
・M07『ジレッタ1』現実にいるはずの山辺がジレッタ世界の柱を飛ばしてナレーションに指示をする 既に現実とジレッタが混濁している
・門前たちのところ、出てきちゃダメなタイミングで出てきた本物の門前が「えへへ♡」って笑うのに「ちょっとかわいいな!」って笑う山辺 6/12ではなくなってたぴょんぴょん跳んで叩いたりするのが復活してたから前忘れてただけかな?
・「頼むよチエ、お前の努力には頭が下がるよ」、ちょっとしゃがんでチエに目線を合わせてから両手を取る やっぱ親指で手の甲擦ってる
・「成功はもう目前だっていうのに!」で頭抱えて崩れ落ちるの好き 膝痣になりそう
・M08でジミーとチエがキスするとき、おいおいって顔で左手を遮るように伸ばす(体と顔は正面向いたまま)けど、仕方ないなって顔するのめっちゃP
・M08「あぁ~ちくしょう(頭ぐしゃぐしゃ)」って台詞の演技が入ってて良い 「止まったわ:)」のチエかわいい
・M09『ジレッタ2』オンチエが出てきたとこで舞台の端と端に分かれて同じようなポーズで二人を見てる門リエかわいい~~~!顔見合わせて首傾げるのもかわいい~~~!!!!
・門前が撃たれたとこ、「ひどいわ~~;;馬なんかに~;;馬なんかに~;;」のリエちゃんほんとかわいい 馬なんかには途中から増えたのかな?
・「どうでしたかな?」「意味が分からない!!!」ここでリエがそーっと門前の後ろに回っていくのほんっっっと嫁 ちょうかわいい
・M10、門前が夢を語って誤魔化してるとき肩に顔が乗っかるんじゃ?てくらいの距離感でじろーっと見てるリエ「今夜は楽しかったわ」
・M13『リアルの国からおじゃまします』「ジレッタ館」の「ジーレッタ」でジレッタポーズして「かーん」で両手伸ばさなきゃいけないとこ、1回目忘れちゃってて一人だけジレッタポーズしてた門前さん可愛かった
山辺とハイタッチするところでわざと手を高く上げて届かないようにしてる男子っぷり(2回くらいやってた)チエっていうか君子が出てきたときに山辺を肘で小突いて「彼女が来たぞ」みたいな顔してるとこめっちゃふつうの男の子でびっくりした 仲いいじゃん…???ていうかめっちゃはしゃいでんな市郎ちゃん…
・ジレッタ館に来たときのリエのグラサンがまんまるでモダンガール!かわいい!
・M14『アイドルの逆襲』秘書さんが「社長~大丈夫ですか社長~~体力的に大丈夫ですか社長~~」てずっと言ってて笑う かわいい 笑えねえけどなあの歌詞!!!
・M15『ジレッタに出して』髪に黄色いお花つけて赤っぽいオフショルトップス着てたモブ女がすごい好き どなただろう?
・釈放のシーンで有木が「さるお方」って言って総理の方指差してるのに自分だと思って自分の顔指して「俺?」ってする門前ばかわいい 2回やってた
・17日の総理は読点が多かった めっちゃ総理っぽい 「無形文化財」って称されて「無形!?」って言う山辺に「静かにしろっ」て小声で言う門前めっちゃ普通の男でよかった…。
・首相と有木が喋ってるところで門前山辺チエって三人並んで段差に坐ってるのかわいい オンチエが腕組んでゆらゆら揺れてて超プリティ…。
・どこだったか忘れたけど段差降りるときに山辺がチエの両手とってぴょんって降りてるの爆裂可愛い
・有木に取り入りはじめたあたりから有木と山辺の仲裁したり山辺の機嫌窺ってたりぜんっぜん虚構の天才なんかじゃなくてフツーの社会人ぽい門前がいい リエに「しばらく見ないうちに平凡な顔になったもんね」って皮肉られる門前
NDAの「あのリエだ~^^」「このリエよ」のやりとりマジかわいい このリエよ、でリエが胸に手を当てるのもいい 離婚を切り出されたときのワンピース
・リエが歌ってるパートで俯いて鼻触る(5/20)
・M16『邪道の嘘つき』「「嘘つき」として 邪道だよ」門前パートの終わりに拍手したかったのめっちゃ我慢した 山辺のジレッタにはほぼ毎回門前が登場するけどそれはなんでだろう?M16めっちゃ唐突に出てきたけど
・M18「声が届かないのは国民の方だけと思っていたのに」って首相が喋ってるところで襟を直してネクタイ触って、顎に指添えてカクってする(語彙力…グラッパさんの首コキッてさせてる動きみたいなやつです伝わってくれ)のめっちゃエロい 指舐めてたのここだっけ?
ジャケットプレイ~~~~!!!!
ほんと唐突なジャケットプレイマジありがとうな???5/20では正面向いてひらっと翻してたけど大阪からは背中向けてジャケットを背中ゴシゴシみたいな動きさせたりガッと足を開いて身体を沈めたりジャニーズみのある動き増えてて最高か???
・パッパ~♪って周りがコーラスしてる間やる気なさげにポケットに両手突っ込んで立ってるのめっちゃアウトローでよかった

・「聞けよ~~~~!!!」かわいい 「お前ら顔を合わせるたび食いもんの話ばっかり!」たべることはいきること
・「オンちゃんだめだよこの人勢いだけで喋ってる」「黙ってろチエ!」、喋ってるを完全に遮って被せる(5/20)
・チエの死に沈む山辺にジレッタ中止を持ちかけるところ「できもしないくせに!」「できるさ!」なんだけど、「できもし」くらいで被せるように叫んでた
・門前の時計の文字盤に当たるライトがずっと反射して客席の天井にキラキラしてた 門前は確かにそこにいた…(ベルトは赤っぽい茶色)
・チエが歌うところ、東京では看護師が布団を持ち上げてたと思うんだけど自分で上げるように変えた理由はなんなんだろう?
・オンチエのちいちゃいサイズ感と門リエの長身カップル感のサイズ比がわかりやすくていい
・カテコで誰より先にジレッタポーズ始めるユイカちゃんまじかわいい やりたかったんですね………
・大阪はカテコ3回あってスタオベしやすくなってる
・6/17で初めて曲の終わりに拍手するやつできた!うれしい!

上を下へのジレッタ ~門前とリエに偏りまくった感想ブログ~

はじめに

当然ながら、原作・舞台ともに対するネタバレしかないブログです。

原作未読の状態での5/12マチネ公演と、原作を半分ほど読んだ状態での5/20ソワレ公演、読破後の6/12マチネ公演の記憶をもとに書いています。事実と異なる部分があるかもしれません。ご留意ください。あとほんとに門前とリエの話しかしてません。門リエ萌えと言わせてほしいだけ。

参考:株式会社講談社 手塚治虫文庫全集『上を下へのジレッタ』第5刷
   株式会社東急文化村 妄想歌謡劇『上を下へのジレッタ』
   

www.bunkamura.co.jp

 

そもそも2年前のストレートプレイであるブルームーンが決まる前から、横山さんにはどうしても外部カンパニーで舞台の仕事をしてほしいんだと喚き続けていた村上担ですこんばんは。
1人で観劇なので死ぬほど緊張しながら挑んだ去る5月12日のマチネ公演。2時間40分の奔流のあと、わたしは「やばい」しか言えない生き物に成り下がっていたのでした。いやあんなん無理やん。(そして勢いで2公演の追加をキメることになるのであった)(さらに生まれて初めてちょっといい双眼鏡を買った)(イフオアですら買わなかったのに)(誰担やねん)
特に衝撃を受けたのが、観劇前は完全ノーマークだった間リエ。あんないい女がいたなんて早く教えておいてくれよ!という気持ち。原作のあらすじを読む限りでは、メインはチエなんだろうなと思っていたのに、いざふたを開けてみたら、思っていたよりずっと、舞台は主軸の一つに『門前とリエの関係性』を置いていたのでした。坂を転がり沼に落ちるには十分すぎた。最高。倉持さんと門リエに関する解釈が一緒すぎて信頼しかない。(パンフ 倉持×中野対談にて…「元妻のリエとの関係も面白くて、急にそこでだけ人間的になってしまう。リエと2人になるときだけ現実的なところに目を向けるんですよね。(中略)結局、彼女たったひとりに認められたい、良いところを見せたいという想いから、あれだけのことをしているんではないかと思うんですよね」)もうわたしのブログはいいからみんな早くパンフを読んでくれ。1,800円で最高の写真と最高の解釈が買えるから実質無料。むしろマイナス。ジレッタ側が損してる。

 

舞台版『門前市郎と間リエ』

舞台も漫画も共通するのは、この二人がプライドエベレスト級の超めんどくさい自意識カップルだということだと思います。すげえプライド高い。めっちゃめんどい。そのくせ相手のことは諦めきれなくて、お互いなんとか捻じ伏せようとする。Tell me, ”I need you”Why can't you tell me, "I need you"?M20『ただ1つの真実』)なんかその最たる例。とっととどっちか折れたらいいのにそれができない。門前がプライド高いのはともかくとして、リエのプライドの高さについては、原作ではリエ自身が、舞台では門前が語っています。(原作「ひどい人!あたしがひとに頭を下げる女じゃないことを知っていて!」舞台「プライドの高いお前がお前みたいなプライドの高い女が6/17マチネで台詞確認したので修正

結局舞台ジレッタは、このプライドエベレスト級カップルの、死ぬほどはた迷惑な夫婦喧嘩のなれの果てだったんじゃないかなあとさえ思えてしまう意地のぶつかり合い。「君には俺しか いないはずだ 君には」「俺が必要なんだ!」(M17『ありふれた男』)の君と俺をひっくり返しただけで、世界を壊さずに済んだかもしれないのになあ。

舞台の門前は、原作の門前よりはるかに人間っぽさがある。

「どうする門前市郎!」と何度も自分に問いかけるシーンは印象的でした。そもそも横山さんがあの二次元フェイスをもってして演技したら人間味の大洪水ってわけがわからない。すごい。
そんな横山さんが演じる門前だからこそ、最後のさいご、自分から離婚を切り出したはずの女を追いかけてジュネーブまで行っちゃう、そんな一見すると滑稽なまでの必死さに説得力があったのかな~と思います。ていうかほんとに原作門前がクソオブクソなノーコントロールちんぽの持ち主でビビる。
舞台版と原作版の門前とリエには、当然ですが異なる点がいくつかあります。原作を読んで驚いた点のひとつが、二人は契約結婚であるということ。(追記:すみません公式HPに契約結婚の記載がありました。舞台上で説明がないだけで、前提としては契約結婚だったのかな? 妄想歌謡劇「上を下へのジレッタ」 | Bunkamura )

原作では冒頭で「結婚に関する契約書」を門前が燃やして二人の関係はいったん途切れますが、舞台では記入済みの離婚届にサインをさせる。『契約結婚』という言葉は一度も出てきません。個人的には、ここが二人の関係性の大きなポイントだったように思えます。恋愛結婚だったと言われても納得してしまえそうな舞台版門リエの関係性。
原作のリエは、どっちかっていうとドライな女の人、という感じ。契約結婚解消直後に口述筆記を要求されて、きちんと一回五千円の条件を飲んだり、新しく結婚する男性を門前に会わせたりする残酷さ。(後者に関しては、双眼鏡でリエを見つけてのこのこ歩いていく門前が悪い気はしなくもない。そして普通に気持ち悪い)
舞台版リエは強くて聡明で、実のところ愛情深い女性、という感じに描かれていたような気がします。まさに『はざま』に立つ人。パンフインタビューで本仮屋さんが「とってもクールで頭が切れるけど、愛情深く、門前には感情的になってしまう。(中略)だって、それは愛ゆえの行動なので。愛しているから仕方ないよね」と語っていたのが舞台版リエの感覚なのかな。原作ほど門前プロに関わってないから、よけいに中立に見えるのかもしれない。(原作ではチエのプロフィール作りなど、結構ノリノリにも見えるような?)

 

リエに勝てない門前

舞台版の二人で面白いなと思ったのは、門前のマンション(のちのリエの自宅)以外では、リエが舞台上手に立っているシーンが多いこと。舞台上手というのは向かって右側を指します。
舞台演出の面で正しいかは分かりませんが、上手というと上座をイメージするのではないでしょうか。つまり、門前とリエ、どちらが上座=強い立場にいるのかというと、リエのほうが圧倒的に多い。門前市郎、あんなオレ様顔なのに嫁には勝てないのでは説。そもそも追ってるのはいつだって門前なので、その時点で勝敗は決まってるようなもんなんですけど…かわいい…。
家の中では上下逆転するところも、なんだかんだ門前を立ててあげちゃうリエの嫁っぷりがちらりと覗けるような気がします。つくづくあそこで離婚しなかったら、なんだかんだズルズルビジネスパートナー的夫婦をやってたのかもしれないなあ…と思ったり。
M10『野望と現実のはざまで……』の二人のデュオも衝撃でした。門前、跪いた……!!!???!???!?
このシーンが衝撃的すぎたのに、後日観に行った友人に聞いても覚えてないと言われ、20日までもしやあれはわたしのジレッタか…?と悶々とする羽目になりました。20日超安心した。してた。よかった。リエが上段に立ってるとこでおいおいロミジュリかよと突っ込んだのも無駄ではなかった。
門前はタラシなので、女性の喜ぶ演出なんかはお手の物なのかもしれません。ただ、基本的に自分優位で振り回すような態度をとり続けていただけに、ここはほんとうに衝撃でした。小百合チエに対しては上から肩を組んだり抱き寄せたり、けっこうあからさまなボディタッチが多い門前ですが、リエに対しては跪いて手を取る(M10)、「来てくれると思ってたよ」と言いながら手を取る(M17)と、直接的な触れ方より少し遠慮のある触り方をしているのも面白いな、と思います。にしても、この人ボディタッチがめちゃくちゃ多いんですが。ほんとクソオブクソ。

演出には関係ないですが、横山さんの手がとても大きいので、下からリエの手を取ったときに人差し指が手首に回るのが死ぬほど萌えポイントでした。これから観劇される方にはぜひ見ていただきたい…。あとM17、NDAのビルにリエが来るシーンで手を取るときは親指でリエの手をすりすり撫でてたのがとてもえっちでよかったです(これはジミーとの共演を会見発表した後の事務所でのシーン、「お前の努力には頭が下がる」と言いながらチエの手を取るシーンでもやってたから、門前もしくは横山さんのクセなのかも?セクハラ社長ぶりが大爆発してて個人的には最高だと思った) 

 

 リエと門前、チエと山辺

そもそも名前が似とるねん と思った方がどれだけいたでしょう。正直最初はリエとチエを混同して覚えていたくらいです…(すみません…)
パンフの倉持×中野対談で、漫画評論家である中野晴之氏が「『~ジレッタ』はシェイクスピアの『夏の夜の夢』に似ていると、昔から思っていたんです。」とコメントされているのには膝を打ちました。あくまで門前はトリックスターとして挙げられていますが、それと同時に自分で起こしたトラブルに巻き込まれていく恋人の役も兼任しているような。夏の夜の夢は三組のカップルが登場するんですが、舞台版ジレッタは二組のカップルの話としても読めるなあ、と考えながら見ると結構リンクが多くて楽しかったりします。個人的おすすめはちくま文庫から出てる松岡和子訳。(?)
さて、ジレッタの話に戻りますが、自分から離婚を切り出した元妻の名前によく似た『チエ』を、これから売り出そうというアイドルの芸名に据える門前の心理、わっかんね~~!と大の字にならざるを得ません。舞台版門前だとなんか未練タラタラか!という気持ちになってくるのが不思議なところ。

 リエとチエの対比ってたくさんポイントはあるんですけど、二組のカップルとして見るとここが最大のポイントかなと。
チエって、必要以上に山辺の名前を呼ぶんですよね。オンチエってずーっと「オンちゃん」「キミちゃん」の関係性。それに対して舞台のリエは一度も『門前さん』とも『市郎さん』とも呼ばない。仮にも夫婦なのに。(原作ではP362「あら!!市郎さん」と呼びかけるシーンがある)
チエはMr.ジレッタじゃない山辺も愛してたけど、リエはあくまで虚構の世界で遊ぶ門前を愛していたのかもしれない、と考えるとせつない二人なのかも。
M21『喰うか飢えるか(リプライズ)』、世界中に認められてきみに「凄いダンナ」と言われたい/世界中が 認めなくたって わたしが認めてあげる」「にぶいアタマ みにくい姿/傷つきやすい ガラスのこころ/ルルル どれも素敵な 現実(ここ)にしかない 宝物」。これを「気付いてないなら 哀れなひとね/わたしが愛したひとは 死んだのよ/目の前にいるのは どこにでもいる ありふれた男」「さようなら 退屈な 見知らぬ誰か」(M17)とリエに叩き付けられた後に聞かされる門前の心境たるや。なんかもう途中から、門前は山辺とチエの関係性が羨ましかったんじゃないかなあ、リエとこういう風になりたかっただけなんじゃないかな、と思わされて勝手にしんどくなるという地獄…。ありのままの門前市郎は、結局愛されないままで自分を飾り続けてきた虚構に呑みこまれてしまう。最初はジレッタ=虚構の象徴だった山辺とチエはきちんと現実を掴んだのに。ひとりぼっちなのは門前だけ。

そしてこのカップルの対比ポイントとして、衣装の色も挙げられます。特に第二幕。Mr.ジレッタとして成功した山辺の真っ白なセットアップと、チエの純白のドレス、白地に水玉のワンピース。この二人のテーマカラーは白なんだなとはっきりわかる色使い。それに対して、ひたすらに黒しか着ない門前。リエは比較的白ベースのかわいいワンピースを着ていたのですが、靴は黒のハイヒール。チエは靴まで真っ白だったと思います。ずっと足元のおぼつかない妄想の世界の中にいて、靴で陰陽対比するのは面白いな、と感じた部分です。
リエの衣装で言うと、それまでAラインのワンピースだったのが、ジュネーブでいきなり身体のラインが出るぴったりしたワンピースに変わるんですよね。自分の意志で門前と離れるときに、それまでと違う服を選ぶ。門前はリエとチエをそれぞれ使い分けてて、あくまでAラインのワンピースが似合うアイドルはチエの役目で、リエは妻で優秀なビジネスパートナーにはなれても、彼のアイドルにはなれなかったんだ、と突きつけられた気分でした。M22『Ave DILETTA』で門前のジレッタの中の亡霊として登場するリエは、いちばん最初、門前が離婚を切り出した時のAラインのワンピースなのがまた切ない。ジュネーブリエはもこもこのファーがかわいいです。好き。
あと原作で門前プロ発足直後のチエがショートボブになってたの、リエにめっちゃ似てません?ビジュアル寄せてたのが社長の仕業ならほんと気持ちわりいな!と思いますがその辺どうなんだろうか。

 

『虚構の天才』門前市郎とうたうこと

「俺の専門はフィクションなんだ、現実のことは何ひとつ説明してやれない!」
チエの死に直面した山辺に縋られたときに出た、門前の弱音。まさかこんなにはっきりと自分の弱点を晒す男だったと思わなかったので意表を突かれました。冒頭からずっと『虚構の天才』として振る舞ってきた門前。そんな門前の弱点が『現実』なの、あまりに皮肉でかわいそうじゃないですか。「現実(うつつ)ありきの夢でしょ」(M21)が刺さって仕方ない。なのにラストシーンで彼が手を伸ばすのは、それまで相思相愛だった虚構じゃなくて現実で、ほんとうは彼が一番現実に愛されたかったのかもしれない。
なんだこのポエム。えっとそうじゃなくて。
既に観劇された方も、事前に横山裕を知ってる人も、きっとご存知でしょうが彼は特に抜群に歌の技術が抜きんでているわけではないんです。音程は不安定だし、声が通るのかというとそうでもない。細くて甘い声で、アイドルソングやケロケロ加工の似合う声。門前とはまったくイメージが重ならない。
でも、パンフインタビューの中川さんの「チエは歌手なので、最初の曲の第一声から説得力がなきゃいけない」で、すとんと納得したのです。だって、門前、ディレクターじゃん。と。彼はあくまでテレビの世界の裏方で、アーティストではないんですよね。不安定な音程も(彼の本意ではないだろうけど)、門前の虚勢の裏付けのように見える。なのに女性を口説くときは急に甘い声で、大事なところはきちんと太くて低い声が出る。ボイトレの成果、素晴らしかったと思います。
この人の男性としての声は、女性とのデュオで一番輝くのかもしれない…と思わされたのが結構びっくりした。M20の「”Never let me go” ?」、とてもよかったです。はなまる。リエの声がチエほど太くなくて(鈴のようと喩えてらっしゃる方がいて、言い得て妙だなと膝を打ちました)、それが門前の甘めの声と相性がとてもいい。きちんと門前の低音に乗っかってあげられる。たぶんチエの声だとこれは成立しなかっただろうなあと思います。チエのが強いから。

さて、そんな門前のうたの話ですが。彼のメインテーマは恐らくというかほぼ間違いなくM1『虚構の共犯者』、M18『虚構の共犯者(リプライズ)』でしょう。「すべてまやかし すべては虚構」は、パンフレットにも抜粋してフレーズが掲載されていました。
その中で彼は「希代の詐欺師 天才マジシャン」(M1)と評されている。M18ではなくなるフレーズですが、M1の自信満々、売れっ子プロデューサーとしての門前はまさしく「天才マジシャン」の看板を背負うに足る人物のはず。なのに元嫁のリエに言わせればそんな彼は「いつだって サプライズの仕掛けで 頭がいっぱい/みんなをハッピーにもしたけど/誰より あなた自身が 喜んでいた」人なんですよ……(M17)
このリエの門前評、ほんと嫁って感じで、あの門前市郎がただのかわいいひと扱いなのがたまんない。あとリエの歌詞で「人」を「ひと」ってひらがなで表現されてるの嫁みが強くて最高。
わたしはリエはずっと、虚構の天才・門前市郎を愛していたんだと思ってたんですけど、ほんとはそんな大仰なもんじゃなくて、サプライズ好きのうそつきを愛してたんだとしたら、門前はなんでリエに認められるためにあんなばかげた大きな虚構を生もうとしたんだろう、たった一言「君が必要なんだ」って伝えたらよかっただけなのに…と凹み始めてしまう…。「嘘ならどう?言えるでしょ?」(M20)のリエも切ない。嘘でいいからあたしを必要って言いなさいよ、までは言えるのに、あなたが必要なの、は言えない。今までの門前のリエに対する仕打ちを考えたらそりゃそうなんですけど、「執念深いのよ」と自称したリエにとって、ここで門前を負かせるかどうかって相当な賭けだったんじゃないかなあ。

M17のデュエットで、門前が今までやってきたことを2人で振り返るシーン。(「いつだって~」の部分)リエが言葉を重ねるたびに門前が口角を上げて笑うんですが、ここが2人の思い出をなぞり直してる感じがしてすごい切なくて苦しい。段差に座った門前に寄り添うリエが、最後はぱっと立ち上がって「平凡な 見知らぬ誰か」「さようなら」と切り捨てる。きっとドアを閉めて立ち去ったんであろう、そのあと、やっと「戻ってきてくれ」って叫べるの、ほんとうにもうめんどくさいのにかわいそうで!あんたそんなん言えるんやんけ…………早よ言えや……と思ったけど実はあの人「俺の傍にいろ」とか「俺の女」とか「闇の中 光を灯してくれた君(M10)」とかリエに対して散々いろいろ言ってんだなってこのブログ書いてて思いました、えっそこそこベタ惚れか???
門前ってあくまでプロデューサーで作家じゃないから、野心家の割に自分の言葉があんまりない気がしていて。M20「認めてくれれば(認められないの?)どれもすべて 叶えてやれる」とM10「全世界に約束しよう/退屈な現実から/君たちを解放するって」、リエに対する口説き文句と聴衆に対する口説き文句が一緒なのとかもう最高に最低だな…って噛み締めていますが、門前にとってはどちらも偽りなく正しい口説き文句だったのかもしれない。マスコミも自分の女も同じ熱量で愛していたとしたら、確かにそれは間違いじゃなかったのかなあ。
門前借用しがち問題はM17にもあって、リエにさんざん言われた後、たぶんべっこべこの自意識を取り繕って余裕ぶって「ぜんぶ嘘だよ、君のためにサプライズを用意してる、わからないわけないだろう?」って笑って見せる、そのときのメロディがよりにもよってチエのメインテーマである黄昏のフィナーレの借用なんですよね。あんたほんとよりにもよって最後のさいごでチャンスくれに来た(と解釈しています)元嫁に向かって自分が囲ってる女のメロディ使って口説く馬鹿がどこにいるんだ???そらリエもフるわ
リエがわざわざ再婚とジュネーブ行きを伝えに来たのは、わたしは門前への最後のチャンスだと思っていて。最後に切り捨てるだけなら再婚の情報だけ渡せばいいのに、行き先を教えてしまうのは門前みたいな男には完全にチャンスと捉えられてもおかしくないのに、お別れを告げに来たのはやっぱり捨てきれない何かがあったからじゃないかなと思ってしまう…夢見がちクソ恋愛脳なので…。う~~ん舞台版門リエは案外ふつうに恋愛結婚しててもいいな説を推していきたい!リエかわいい!!

 

なんかぜんぜんまとまってないけど個人的千秋楽までにここが萌えたよ門リエまとめみたいなの書きたかったのでとりあえずこれで投稿しますが後で加筆します

 

大阪から導入した新兵器

関ジャニ∞に歌ってほしいポルノグラフィティ楽曲について本気出して考えてみた

初現場であるOpen Music Cabinetから10年、沼落ちを確信したここにしかない景色から4年。ポルノグラフィティの『関ジャム』出演から2年

そろそろいいんじゃないでしょうか、ということで、以下独断と偏見に基づいた完全なる自己満足でお送りします『関ジャニ∞に歌ってほしいポルノグラフィティ楽曲選』。Hey you適当に途中下車してくれよ!!!!!!!!きりがないので各5曲縛りです!!!

 

関ジャニ∞:『ミュージック・アワー』『Please say yes, yes, yes』『Prison Mansion』『ロックバンドがやってきた』『痛い立ち位置

ミュージック・アワーに関してはもう歌割まで考えてる*1ので早くなんとか権利問題をかいくぐってカバーしてほしい。いや、わかるわかります結局お祭り曲ばっかかよ!というNOROSHI党各位の声は痛いほどわかる。でも関ジャニ∞には明るい曲をバンドでやってほしいおたくの心。もうプリセイなんて客電付けて煽ってるの目に見えません?見える。わかる。早くやろう。ロックバンドがやってきたで村上くんはピアニカ弾こう。ティンパニいるし。

痛い立ち位置は無理矢理ねじ込んだ感がなくもないけど「ねえ純情をコインに変えて賭けさせといて」を渋谷氏に歌ってほしいというパッションを止められなかったのと、「ねえ理由を教えてほしいよもっと叱って」をどうしても村上信五くんに歌ってほしかったんすよ…危うい恋が炎上?錦戸亮ちゃんにぜひ!!!!

 

渋谷すばる:『シスター』『ハネウマライダー』『敵はどこだ?』『ライン』『Mr.ジェロニモ』 

正直歌うまいんで何やってもらってもいいんですけど、シスターの「明日になったら会えるのかな」に死ぬほど情感こめていただきたいのとハネウマライダー斜め45度Hey you!が見たいってだけです。Revolver好きな人はたぶん敵はどこだ?も好きだから雲をも摑む民を聴こう。

 

錦戸亮:『サボテン』『Free and Freedom』『n.t.』『Jazz up』『星球』

上に同じって感じなんですがなんとなくアコギ音の目立つ曲をやってほしい…。Free and Freedomがすごく似合うと思うんですよね、「アウトロー気取りのあいつのハイヒールを盗め」。星球はキラキラした音でキラキラした歌詞を歌うスーパーアイドル錦戸亮が見たいなという希望を込めて。

 

丸山隆平:『NaNaNaサマーガール』『ヴィンテージ』『ワールド☆サタデーグラフティ(★★★)』『ドリーマー』『パレット』

わたしがまるちゃんをお天気お姉さんだと思っていることがよく分かる選曲ですね!「綺麗の努力 俺なら全部気付いてやる」ってめっちゃ丸山さんじゃないですか???でもドリーマーみたいなクソ童貞ソングを華麗にねちこく歌ってくれそうでもある。ありがたみ。

 

安田章大:『ヒトリノ夜』『Twilight, トワイライト』『月明かりのシルビア』『クリスチーナ』『BLUE SKY』

ヒトリノ夜オレ、天使でだいぶ悩んだんですけど、「まあ!なんてクリアな音でお話しできるケータイなんでしょう☆」をやすくんの歌唱演技力でどう咀嚼してくれるのかが興味深くてこっちに。トワトワはBlack of nightの吐息パート聴いて絶対に歌ってほしいと決意を固くしました。個人的にはやすくんと岡野は声のトーンが近いので何やってもハマると思う。

 

村上信五:『メリーゴーラウンド』『グッバイサマー』『Ouch!!』『INNERVISIONS』『Report21』

何を隠そう自担ですが岡野の声との親和性低すぎてほんとうに、ほんっっっっっとうに選曲に難儀した。エイトのオカンなので「女心分からない男が多すぎよ フヤけたその心を叩き直せ」はマストだと思いました(大真面目)ここ数年でラップ技術が目覚ましく向上しているのでぜひともINNERVISIONSはばっちりキメてほしいところ!ミドルバラードの声の優しさが魅力的なのでメリゴもハマると思う。

 

横山裕:『グァバジュース』『Human Being』『バベルの風』『ウェンディの薄い文字』『Freddy』

いやポルノちゃうんかい。

わかる。ごめん。いやでも絶対に撫ぜるだけさをやりたいし「雲を刈る鋭い鎌は15セント」って歌ってほしい(Freddyは新藤のソロプロジェクトTHE野党の楽曲です)横山さんはファルセットが甘くてきれいなので、ほんとはなんかバラード入れたかった…。がなり声がエモいお方なので無理は承知でバベルとHuman Beingを入れました!やればできる!

 

大倉忠義:『瞳の奥をのぞかせて』『天気職人』『愛なき…』『ビタースイート』『ウォーカー』

そもそも大倉くんと岡野の音域が合わないっていうのは言わない約束だぞ!早口言葉のような詰まった歌詞をサラッと歌ってる印象があるので「いつからか恥じらうことさえ忘れてた 無理矢理剥ぎ取ってしまったのはあなた」を美しく歌ってほしいです。個人的にはバラード声だと思ってるのでミドルテンポの曲中心に。ビタスイはドラム叩きながらやってほしいな~。

 

以下ユニットでやってほしい曲をいくつか。

渋谷・安田:『ライオン』『ダイアリー00/08/26』『ロマンチスト・エゴイスト』やすばが並んでるだけで泣く自信あるので敢えて泣ける曲選びました

丸山・安田:『ベアーズ』『惑星キミ』『FLAG』惑星キミを背中合わせで歌ってほしすぎる二人・山田

錦戸・村上:『My 80's』デジ声で変な歌詞歌うひなりょが見たい

錦戸・安田:『Sheep〜Song for teenage love soldier〜』カワイイは正義

安田・村上:『愛が呼ぶほうへ』『はなむけ』06の櫓スタイルで愛呼ぶをぜひ

錦戸・大倉:『素晴らしき人生かな?』椅子に座ってやってほしい

丸山・横山:『元素L』ぱんだちゃんの優しい声にはこれかなと

渋谷・横山:『Light and Shadow』「キスなんて無駄なのさ 心が濡れていない」!!!!

渋谷・横山・村上:『Seach the best way』もう何も言うまい歌詞を見てくれ

 

とりあえずポルノグラフィティさんはAmuse Fesの宣伝でもなんでもいいからもう一回関ジャムにオファーを貰ってくれ兼オタからは以上だ!!!!!!!!!!!!!

*1:

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